2時間で良型2枚!MFG九州チヌ釣り選手権大会 鹿児島下見釣行

チヌ

 釣行日データ 

釣り人 藤野 亮太 釣行日時 2019年3月29日
釣り場 鹿児島県霧島市霧島福山
山元釣具店前渚
天気 晴れ
小潮 使用船

今年は5月12日に、鹿児島では初めてとなる「MFGチヌ釣り選手権」が行われますね!
チヌが豊富な錦江湾は渡船を使わなくても堤防、渚、地磯など数多くの釣り場があります。
今回は「MFGチヌ釣り選手権」の受付会場となる福山港から約10分程垂水方面に走った場所にある、「山元釣具前渚」に釣行しました。

渚はフグが多いため、マキエはペレット系が多い「チヌパワームギスペシャル」「爆寄せチヌ」を混ぜ合わせました。
付けエサは「くわせオキアミスペシャル」Lサイズ、「食い渋りイエロー」、「高集魚レッド」を準備しました。

釣りを始めると、オキアミでもネリエでも残って戻りました。
30分程するとフグが水面に波紋を出すほど増えてしまって、ツケエが直ぐに無くなります。
とはいえ渚は回遊型のチヌが多いことから、エサ取りが多いほどチヌも集まるのでしばらく我慢です。

フグ対策として、マキエを広範囲に散らして打ちました。
その狙いは、マキエの雨の中にツケエをカモフラージュさせる作戦です。
「高集魚レッド」を親指の爪の大きさにして投入すると…、何投かに一投、フグに取られずに着底させることができました。
そしてしばらく打ち返すと、着底して直ぐに竿引きのアタリを捉えることができました。

アワセを入れて竿を立てると、魚は一気に沖へ猛ダッシュ!
渚チヌらしい元気な引きです。
駆け上がりに張り付かれてしまったものの、なんとか引きはがして45㎝のナイス・チヌを取り込みました。

それから2投後、今度は「食い渋りイエロー」で40cmジャストをゲットです。
着底してすぐに誘いを入れると、「コツン」とアタリがありました。
チヌ釣りにはやはり、誘いが重要ですね!

時合いが続くことを期待しましたが残念ながら、再びフグの猛襲が始まってしまいました。
しばらく粘ってみましたがチヌは釣れなかったものの、塩焼きサイズのマダイが釣れてこの日は終了でした。
夕まずめ2時間程の釣りでしたが充分すぎるほど楽しむことができました。

3月の下旬では、まだまだ水温が低くて本調子ではありませんでしたが、5月の錦江湾はチヌの最盛期を迎えるはずです。
記事をご覧の皆様、5月12日に開催される「MFGチヌ釣り選手権」にはぜひ、鹿児島に遊びに来てくださいね。

MFGイベント情報

 使用した配合エサ 

「チヌパワームギスペシャル」(1袋)+「爆寄せチヌ」(1袋)+オキアミ 3kg(3kg×1枚) +海水 適量

ペレットとムギが多い「チヌパワームギスペシャル」と、集魚力が魅力の「爆寄せチヌ」をブレンド。

 使用した付けエサ 

「ウルトラバイト・アルファ」配合の「くわせオキアミスペシャル」Lサイズ、視覚アピール力が高い「食い渋りイエロー」と、食い込みの良い「高集魚レッド」を使い分けた。

 仕掛け 

 

タックルワンポイント

錦江湾独特の2枚潮を攻略するため、「黒魂トランプⅡ」(キザクラ)を使用した。
特に渚は表層が滑るためネリエの大きさを毎投変えて重りがわりにし、張らず緩めずを意識した。

 釣りをした人 

藤野 亮太(ふじの りょうた)フィールドスタッフ
ホームグランドは鹿児島県の磯、錦江湾一帯。
中学生の頃は自転車をこいで、錦江湾のチヌを追い求めた。
その頃の情熱を失わず、フカセ釣りに邁進している。
鹿児島県霧島市在住。
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