雰囲気上々の北九十九島、一撃を制して大型チヌGET!〜長崎県北九十九島

チヌ

釣行日データ

釣り人田中 雅彦釣行日時2021年3月29日
釣り場長崎県佐世保市
北九十九島
天気晴れ
中潮使用船石井釣りセンター

「最近、チヌの調子が上向き始めた」と評判の、北九十九島へ。
午後から予定があるため13時までの短時間でしたが、この日を逃すとしばらく釣行できそうもないことから強行しました。

午前8時、「焼島の水道」に上礁して釣りを開始。
しばらくはツケエが残るばかりで、チヌどころか魚の反応がありません。
時合いに備えて、中層から下を狙うイメージで仕掛けを打ち返し続けました。

マキエが効いて、底潮が若干動き始めると、エサ取りのコッパグロが登場。
ようやく魚の気配が漂い始めます。

チヌが反応することを期待して仕掛けを打ち返していると、午前9時半くらいに底潮が弛み始めたタイミングで、道糸が走りました!
即座にアワセを入れると、なかなかの重量感が手元に伝わります。
スリリングなヤリトリを存分に楽しんで浮かせたのは、49cmの大型チヌでした。
年無しにはギリギリ届かなかったものの、うれしい一枚です。

ヒットしたツケエは「くわせオキアミ食い込みイエロー」でした。

まだまだチヌが釣れそうな雰囲気がありましたが、他の場所も見ておきたいことから、午前11時前に「長崎鼻」へ瀬替わり。

「長崎鼻」は港から出てすぐのポイントですが、大型チヌの実績があります。
期待を込めて釣りを開始しますが、トコイ島向きの本命釣り座だと強風を正面からまともに受けるため釣りになりませんでした。
そこで、地向きに釣り座を構えます。

ここではチャリコやアラカブが多く、魚っ気があります。
エサが残り始めた頃合いに、大型チヌらしきキンクが…。
アタリでもない怪しい違和感があったのが、それだったのかも???
そんなことを考えていると、同行した深江さんと近藤さんがビッグファイトを展開しました。
二人とも、50cmアップの大型チヌをゲット!

私もそれに続きたかったものの、無念のタイムアップ。
釣果は1枚だったものの大型チヌを手にできたので、それなりに満足できました。
私は13時に納竿しましたが、夕方まで釣りをした深江さんと近藤さんは、それぞれ3枚のチヌを釣ったそうです。
しかも、すべてが50cmアップとのこと!
今年の北九十九島は晩冬から初春にかけてはチヌが不調でしたが、3月中旬からようやく北九十九島の本来の状況に戻りつつあるようです。
4月の北九十九島釣行が、とても待ち遠しいですね♪

使用した配合エサとツケエ

「チヌパワーVSP」(1袋)+「爆寄せチヌ」(1袋)+オキアミ 3kg +海水 適量

「くわせオキアミ食い込みイエロー」、「特鮮むきエビ」、「食い渋りイエロー」

仕掛け

竿:シマノ /リンカイ アートレータ 0.6号-530、リール:シマノ/BBX-RINKAI SP、道糸:サンライン/磯スペシャル フカセちぬ競技 1.5号、ハリス:サンライン/ブラックストリーム 1.25号、ウキ:ガルツ/銀舞沈めSP、ハリ:ヤイバ /フカセ遠投モード 2号

田中 雅彦(たなか まさひこ)フィールドスタッフ
年間を通せば基本グレ釣り釣行が多く、ホームグラウンドは平戸一帯、長崎畝刈で近場で如何に納得サイズを釣るか?をテーマに上げている。
無論季節によってはチヌの宝庫、北南九十九島エリアでの釣行がメインになる。
長崎県在住。
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