春チヌの名所・北九十九島、乗っ込みチヌがそろそろ？〜長崎県北九十九島

釣行日データ

釣り人釣り人	山口 博之	釣行日時	2024年3月20日
場所	長崎県佐世保市 北九十九島	天気	晴れ
潮	長潮	使用船	石井釣りセンター

春分の日の貴重な祭日というのに、この日は寒波で急に冷え込み、海上は爆風…。
湾内でも最大風速16mの予報という最悪のコンディションでした。
それでもクラブのメンバーと釣友の富田くん、小林インストラクターと総勢8名で北九十九島にチヌ釣りに！
風を避けれる場所を探すも、どこも風が巻き込んできて、風裏なんぞありません。
私と富田くんは、久しぶりに高島の「クジラの裸」に上がりました。

例年ノッコミが始まると釣れだすポイントなので、風さえどうにかなればチヌは釣れるはず！
今回の配合エサは、「爆寄せチヌ」、「ニューチヌパワーDASH」、「湾チヌスペシャルⅡ」をオキアミ2角と混ぜ合わせました。
この組み合わせで十分にチヌを寄せることはできますが、今回は新製品の「MSP（S）レッド」と、「ムギコーンスペシャル」を一緒に混ぜ合わせました。

「MSP（S）レッド」は、高い集魚効果を発揮し、食いと活性を高め、時合いを長続きさせます。
「ムギコーンスペシャル」は、黄色の未来型M.S.Pの他、大粒コーン、皮付きムギに押しムギ、黄色の押しムギと、5種類のムギやコーンがたっぷり入っています。
チヌの大好物のエサばかり、やばい！
抜群の視覚、集魚効果で、私のチヌ釣りには絶対に欠かせないアイテムとなりそうです。

付けエサは、「くわせオキアミスペシャル（Ｌ）」、「くわせオキアミ食い込みイエロー（Ｌ）」、練りエサは、「食い渋りイエロー」、「荒食いブラウン」、「高集魚レッド」を準備しました。

練りエサは3種類あれば、多数の組合せができ、エサ取りが多い時などは、チヌの視覚にバッチリアピールできます。
自分だけの組合せと付け方、形、それぞれ工夫して、その日の当たりエサを見つけてください。

まずはいつものルーティンで、ポイントにマキエをドカ撒きします。
私にとってこのポイント作りが大事な作業で、うまくチヌを寄せることができれば、1投目でチヌが食ってくることも！
騙されたと思って是非一度試してみてください。

しかしながら爆風がヤバい…。
沈め釣りをしますが、穂先を風でもっていかれるわ、ラインも風でプルプルなってます。
穂先をべったり海面に付けて、ラインを安定させてアタリを待ちます。
1時間ほどして、集魚力の高いマキエにつられてアタッてきたのは、手のひらサイズのクロでした。

その後も風かアタリかわからないまま、ラインに集中していると怪しい反応が…。
今度は手応えありでチヌと確信！
じっくりと浮かせて上がってきたのは、45㎝のスマートなチヌでした。

食わせエサは、「くわせオキアミスペシャル」でした。
その後も、風は強くなる一方で、釣りにくいったらありゃしない。
一瞬風が緩んだ時に、またアタリが！
なかなか食い込みませんが、誘いを入れつつ、タイミングを見計らって合わせを入れると、バッチリフッキングに成功。
47㎝のチヌでサイズアップ！

このチヌは「くわせオキアミ食い込みイエロー」で御用です。
この日は練りエサの反応が悪く、終始オキアミに分があったように思います。
その日の当たりエサを、見つけながらするチヌ釣りは、なんとも楽しいものです。
その後は、パッタリとアタリが無くなりどうしたものか…。
釣友の富田くんは、上げ潮でアタリが集中し、4枚のチヌを仕留めていました。
ツケエは何だったのか聞いたところ、4枚のチヌ、全てムキミでの釣果だとか。
ここで「特選むきエビ」を持って来なかったことを後悔したのは言うまでもありません。
これにて時間となり納竿。

今回釣れたチヌの個体のノッコミ具合は、腹八分目といったところでしょうか。
すでに出したであろうという個体もありましたが、まだまだノッコミチヌ狙えそうですよ。
集魚効果抜群のMSP（S）レッドと、ムギコーンSPで、バンバンとチヌを釣っちゃってください！
そして「特選むきエビ」を忘れずに！

使用した配合エサ

「湾チヌスペシャルⅡ」（1袋）+「ニューチヌパワーダッシュ」（1袋）+「爆寄せチヌ」(1袋)+オキアミ1角（3kg）+「M.S.P(S)レッド」（1袋）+「ムギコーンスペシャル」（1袋）+海水 適量

使用した付けエサ

仕掛け

竿/がま磯 チヌ競技スペシャルⅣ 0.6号-53（がまかつ）、リール/トーナメントISO競技LBD（ダイワ）、道糸/銀鱗SSブラックマスターエクストラ/ 1.5号（東レ）、ハリス/トヨフロンスーパーLEXハイパー/1.5号（東レ）、ウキ/銀翔 000 or ウィンサイト 000（ガルツ）、ハリ/チヌエース 1号、貫チヌ 1〜2号（がまかつ）

釣りをした人