荒食いブラウン&チヌパワーVSP、小林一史インストラクターによる実釣解説

MARUKYU TV

 釣行日データ 

釣り人 小林 一史 釣行日時 2019年3月1日
釣り場 長崎県北九十九島 天気 晴れ
長潮 使用船 石井釣りセンター

2019年3月、長崎県北九十九島で行われた小林一史インストラクターのマルキユーTVの撮影。
今回の動画のテーマは、今春にマルキユーから発売された配合エサ「チヌパワーVSP」と練りエサ「荒食いブラウン」を使ってのチヌ攻略法でした。
動画と一緒にご覧ください。

※この釣行の模様は、YouTube「MARUKYU TV」にアップされています。

九州のマルキユーTVは、小林一史インストラクターのチヌ釣りから始まる。
2019年3月1日、撮影地である北九十九島の前評判は芳しくない状況であった。

最初にチヌの釣果があったのは、釣りを開始してから2時間経過したタイミング。
3月は海水温が一年でもっとも低い時期であるため、朝まずめよりも日が照って海水温が上昇した日中にチヌが動き始めることが多い。
そのため、朝まずめを逃したというよりも、想定通りにチヌが釣れたというのが撮影者からの実感であった。

この日のテーマの一つは、発売されたばかりの「荒食いブラウン」でチヌを釣ること。
小林インストラクターは、「食い渋りイエロー」については使い慣れており、北九十九島で実績のある練りエサとして認識しているが、新発売の「荒食いブラウン」についてはまだ未知数。
実績のある「食い渋りイエロー」と比べると「荒食いブラウン」は若干硬めなので、「口をあまり使わない、この時期のチヌには合わないかもしれない」といった心配があった。

しかし、蓋を開けてみると、「荒食いブラウン」が大活躍して、7枚ものチヌを手にすることができた。
その内の6枚が「荒食いブラウン」と「食い渋りイエロー」のブレンド、1枚が「荒食いブラウン」での釣果であった。
「荒食いブラウン」と「食い渋りイエロー」とブレンドでは、マーブル状にすることで視覚に変化を持たせることができる。また、「荒食いブラウン」を多めにすることでエサ持ちがよくなるし、硬い分だけ遠投時のエサ切れも回避できる。
低水温期の3月のチヌ釣りでも、「荒食いブラウン」の効果を認識した小林インストラクターであった。

また、発売されたばかりの配合エサ、「チヌパワーVSP」について。
まとまりの良さと、遠投力に優れた配合エサであるのに加えて、少なめの水分量でマキエが仕上がるという大きな特徴がある。
そのため、沖アミの水分量で仕上がり具合の差が大きくなるので、「実際の表示量よりも海水を少なく。オキアミによって、水分量が変わるので」とアドバイスをしてくれた。

 使用した配合エサ 

「チヌパワーVSP」(2袋)+「チヌパワームギスペシャル」(1袋)+「爆寄せチヌ」(1袋)+「ニュー活さなぎミンチ激荒」(1袋)沖アミ 6kg+海水(適量)

チヌの食いを高め、かつ持続させるフェロモン系特殊誘引剤『ウルトラバイト・アルファ』を配合した「チヌパワーVSP」、5種類のムギと大粒コーンの視覚効果の「チヌパワームギスペシャル」、マルキユー独自の“ハイパワードリップ”配合の「爆寄せチヌ」をセレクト。「ニュー活さなぎミンチ激荒」はときどき、付けエサにも使用。

 使用した付けエサ 

練りエサをメインに使用。
チヌの釣果のほとんどの付けエサが、「荒食いブラウン」と「食い渋りイエロー」をブレンドしてマーブル状にしたもの
状況に応じて「荒食いブラウン」と「食い渋りイエロー」の配合割合を変えた。
活性の高いときは「荒食いブラウン」、視覚重視のときは「食い渋りイエロー」をそれぞれ多めにした。

 仕掛け 

 釣りをした人 

小林 一史(こばやし いちふみ)インストラクター
九州を代表するチヌ釣りの名手。
近年は「城島健司のJ的な釣りテレビ」にレギュラー出演、「ヒゲの小林さん」として幅広く知られている。
ホームグランドは長崎県北部の磯釣りだが、テレビロケで九州中の釣り場を駆け巡り、オールジャンルの釣りにチャレンジしている。
長崎県佐世保市在住。
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→出演番組:城島健司のJ的な釣りテレビ