寒グレ終盤、頼みの綱は深場狙いの棒ウキ〜大分県米水津

グレ・クロ

釣行日データ

釣り人釣り人城本 透釣行日時2025年3月29日
場所大分県
佐伯市米水津
天気くもり
大潮使用船政進丸

日中は20℃を超える気温となり、春真っ盛りで桜も満開となってきました。
だんだんグレからチヌに切り替わっていく季節ですね。
私は最後の寒グレを求めて米水津に釣行しました。

午前6時出船の「政進丸」で上がった磯は、「棹立てハナレ」でした。

さっそく足元にマキエを撒くと、ハコフグ、キタマクラ、ブダイ、カワハギなどが見えました。
魚が見えたのは、海の状況がよいと判断。
予想ではエサ取りさえいない厳しい状況と思っていたので、テンションが上がります。

冬の釣りで大切にしてるのは、「エサを入れ過ぎない」こと。
本命マキエを2杯打って、仕掛けを投入。
2ヒロのタナに到達すると、ウキがモゾモゾッと海中に沈んだのでアワセを入れます。
すると、小型ですが本命の口太グレが食ってくれました。

前情報ではかなり厳しいとのことだったのでボーズを覚悟してましたが、いきなり本命のグレが釣れたので笑みがこぼれます。
その後も少量のマキエと同じ場所を狙わないような釣りを展開し、20〜30㎝までのグレを5枚程追加しました。

全体的に小型主体ですが沖の潮目にはオナガが多く、瀬の周辺では口太が多かったです。

下げ潮に入りグレのアタリが遠のいたので、仕掛けをエイジアマスターピース012の浅ダナ狙いから棒ウキ(5B)に変更。
タナを竿1本半に設定し、深ダナを狙います。

すると、予想が的中。
先程までまったくエサを取らなかったのに5分ほど流すと、棒ウキが海中に消し込まれました。
すぐにアワセを入れると、今日1番の重量感。
ゆっくり寄せて浮き上がったのは、本日最大の35㎝の口太グレでした。

その後も30㎝前後の口太グレを2枚追加し、納竿となりました。

今回の釣行は年間を通じてグレ釣りが1番難しい時期ともあり、小型が主体でしたが本命に巡り会えたことが1番の喜びでした。
これで心置きなく、次回からチヌ釣りにスイッチできます。
大分県南は4月に入ると、狙いの魚がグレから乗っ込みチヌに切り替わっていきます。皆さんも時間の許す限り、釣行してみて下さいね!

使用した配合エサ

「グレパワーV9スペシャル」(1袋)+「グレパワーV10スペシャル」(1袋)+「爆寄せグレ」(1袋)+「グレパワーV9」(1袋)+「M.S.P(S)レッド」(1袋)+オキアミ 9kg(3kg×3枚)+海水 適量

グレ丸

仕掛け

竿/がま磯アテンダーⅢ 1号-5m(がまかつ)、リール/BB-XテクニウムC3000DXG (シマノ)、道糸/ナイロン 1.5号、ハリス/フロロカーボン 1.5号、ウキ/ エイジアマスターピース 012orスリムグレ5B(釣研)、ハリ/ 掛かりすぎ口太 4号→3号(がまかつ)

釣りをした人

城本 透(しろもと とおる)フィールドスタッフ
年間を通じてグレ釣りをメインに磯釣り楽しみ、グレ釣りトーナメントにも積極的に取り組む。
近年では近場の坂ノ市一文字でのチヌ釣りや鮎掛けにも興味を持ち、四季に応じた釣りを楽しんでいる。
大分県大分市在住。
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