釣行日データ
釣り人釣り人 | 森 正和 | 釣行日時 | 2022年1月15日 |
場所 | 長崎県 五島列島 | 天気 | 晴れ |
潮 | 中潮 | 使用船 | 潮騒 |
1月15日、長崎県上五島有川(相ノ島)へ釣行しました。
馴染みの潮騒大船長と若船長に新年の挨拶を交わし、名礁(相ノ島:平瀬)に渡礁。
若船長によれば平瀬は食いが悪く、先週渡礁した釣り人は「潮の中に魚が居ない」とコメントを残し貧果に終わったとのこと。
「一瞬、他の瀬に上が廊下な?」と心の葛藤がありましたが、実績に加えて相性のよい平瀬。
しかも2名で上がれるチャンスなど滅多に無いので、渡礁することにしました。
久しぶりの上物釣りにワクワクしながらマキエの準備。
半日分のマキエの配合はオキアミ生2角(1角は刻み、もう1角は原型を保つため手でほぐす)、「アミパワーグレスペシャル」1袋、「グレパワーV9徳用」1袋。
この時期のグレは水温変動で活性が日によって異なります。
捕食するタナやエサ取りの活性も様々なので、オールマイティーに使えるブレンドをセッティング。
仕掛けは、張りとしなやかさが融合した竿と、強度・操作性の良い道糸・ハリス、ウキは絶対感度の0αを使用。
付けエサはオキアミ生に残しておいた集魚剤をまぶした物と、遠投・エサ取り対策で「くわせオキアミスーパーハード」(M)を状況により使い分けることにしました。
2022年、初釣り第一投!!
足元に仕掛けを入れウキにマキエを被せアタリを待つが反応無し(泣)
足元の視認可能な範囲にマキエを打ちエサ取りや本命の有無を確認するも、見える水深に生態反応無し。
「今日のタナは深い」と判断し、ハリスにガン玉を打ちウキ下10mにセット。
マキエを先打ちして、ある程度マキエが沈下したタイミングで仕掛けを投入する時間差釣法。
すると、ウキの流れが微かに変化する(居食い?)兆候。
疑わしきはアワセるが私のポリシー。
その結果、手の平グレちゃんがヒット!!
「よかった、魚がいた」と一安心。
手の平グレちゃんにはやさしく海にお帰り頂き、次なる作戦。
マキエ少量を間欠に15回撒き続け、海底のグレをマキエのエスカレータで浮かせるイメージ。
日も昇り水温が上がったことも加勢し手の平から足の裏、足の裏から30cmアップと型・数共にアップ!。
丁度その頃、潮が動き出したのでチャンスタイム!
ハリスのガン玉を外して、ウキ下4mに設定。
マキエでグレを浮かせて釣ることに。
すると、これが大当たりして、アベレージ35~37cmグレが連発しました。
活かしバッカンが満タンとなったため、一旦磯を休め型狙いに変更。
再度ガン玉を打ち、7mのタナに付けエサを止めるとドンピシャ!
竿を気持ちよく曲げる大型魚。
慎重にタモ入れしたのは47cm。
50cmには至らなかったが、同型を15匹追加し活かしバッカンの魚と総入れ替えの爆釣となりました。
今年も健康と安全第一・創意工夫で楽しい釣りが出来そうです。
水温安定する2月がベストシーズン、これからがグレ釣り本番です。
皆さんも防寒対策を万全に、冬の磯を楽しんでみては。
使用した配合エサ&付けエサ
アミパワーグレスペシャル グレパワーV9徳用
「アミパワーグレスペシャル」(1袋)+「グレパワーV9徳用」(1袋)+オキアミ 2角(6kg)+海水 適量
「くわせオキアミスーパーハード」Mサイズ
仕掛け
竿/がま磯グレ競技スペシャルⅣ 1.5-50(がまかつ)、リール/BB-Xテクニウム2500DXXG SL(シマノ)、道糸/トリビュート磯 サスペンドタイプ 1.5号(バリバス)、ハリス/ハードトップTiNICKS 1.7号(バリバス)、ウキ/エイジア 0α or G2(釣研)、ハリ/グランZEEKグレ競技フカセ 7号(バリバス)
釣りをした人
森 正和(もり まさかず)フィールドスタッフ
ホームグランドは長崎県五島列島・大分県米水津。
グレ釣りトーナメント発祥団体であるJFT(日本釣り技術振興評議会)の九州支部長として若きトーナメンターの育成と自身の夢である尾長グレ(ナナマル)を求め男女群島・南西諸島に挑む永遠の太公望。
自然・魚・仲間との「一期一会」を大切に。
福岡県北九州市在住。自身のインスタグラム:tsuri_dohji
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