釣行日データ
釣り人釣り人 | 森 正和 | 釣行日時 | 2021年7月24日 |
場所 | 長崎県 五島列島 | 天気 | 晴れ |
潮 | 大潮 | 使用船 | 丸銀釣りセンター |
我が町福岡は、コロナ緊急事態宣言、並びに蔓延防止措置も明けましたが感染に最大配慮しながら釣りを再開。
季節は夏で、磯のフカセ釣りシーズンではありませんが、クロ釣りに挑戦しました。
今回は上五島に照準をセット。
馴染みの丸銀磯釣りセンター(久幸船長)に上五島の倉島・マンジュウ瀬に渡して頂いた。
季節がらか、磯釣りシーンの変革?
船に乗り込んだお客の大半がルアーマンで、フカセ釣りは私のみ。
「夏場にフカセ?」と痛い視線を浴びながら渡礁しました。
久々の磯上がりで汗だくになったので、水分を取り釣りの準備。
マキエはオキアミ生3角に「アミパワーグレスペシャル」1袋、「グレパワーV9(徳用」)を1袋。
この配合にすると操作性はもちろん、集魚力に加え「アミパワーグレスペシャル」に配合されたペレットが、魚の視覚に訴え更に集魚効果をアップさせでくれる優れもので、最近は私のマストアイテムとなっています。
付けエサはオキアミ生に遠投対策として「くわせオキアミスーパーハード」と「くわせオキアミV9」を準備。
仕掛けは道糸1.5号にハリス1.7号、感度抜群のエイジア0αをセット。
仕掛けを入れる前にマキエで魚の活性を確認すると、水面に水しぶきが上がる程、大量の魚が沸き上がりました。
魚種はアジ・タカバ・イスズミ・グレ・アオブダイ等々。
五島ならではの太い潮目にでる鏡潮の下はまるで水族館です。
これは楽勝と仕掛けを入れるも、何故か付けエサだけを魚が避ける有様です。
遠近分離・ガン玉調整(狙いタナ変更)・マキエ先打ち・後打ちなどセオリー通り試すも本命はヒットしてくれません。
昔から「見えてる魚を釣るのは難しい」と言われていますが、まさにその通り。
ならば最終手段。
ハリスを10m、ウキ下を1m(浅ダナ)、ガン玉無しの・小バリの完全フカセで挑みます。
付けエサも加工オキアミからマキエブロックのオキアミに、エビシャキと配合エサを混ぜた液に浸して、マキエのオキアミと同じ色・同じ沈下速度になるように調整しました。
マキエを5〜7杯撒き、音を立てないように仕掛けを置いて、偏光グラスで付けエサとウキゴムの動きに集中。
付けエサが視野から消える、又はウキゴムがわずかに動くとアワセを入れることを心がけると、数投目にウキゴムが15cmほど横走り!
アワセを入れると、強烈な突っ込みを手元に感じました。
竿と糸の強度を信じて、糸を出さずにヤリトリ。
しかし、浮いた魚は55cmのイスズミでした…、残念。
そんな中でも、魚の食うタナとタイミングをインプット。
イスズミとのやり取りで海が荒れたため、しばらく海を休ませます。
魚が落ち着いた(警戒心が薄れマキエを拾うようになるまで待つ)所で再開。
マキエと仕掛けを前回同様に置くと、今後はウキゴムが30cm下に動き停止、半信半疑で掛けアワセ!
今度はズッシリとした本命の手応え。
慎重にやり取りしタモ入れしたのは、47cmのクロ!!
久々の磯で季節外れの良型をゲット出来ました。
その後、コッパグロに遊んで貰って納竿となりました。
真夏の磯の攻防は、何とか貴重な1尾で勝利?出来ました。
今シーズン(秋冬)はコロナが終息して、安全安心の釣りを満喫したいものです。
使用した配合エサ&付けエサ
「アミパワーグレスペシャル」(1袋)+「グレパワーV9徳用」(1袋)+オキアミ 3角(9kg)+海水 適量
「くわせオキアミスーパーハード」Mサイズ、「くわせオキアミV9」Mサイズ、「エビシャキ」に浸したオキアミ
仕掛け
竿/がま磯グレ競技スペシャルⅣ 1.5-50(がまかつ)、リール/トーナメントISO-Z2500LBD(ダイワ)、道糸/トリビュート磯 サスペンドタイプ 1.5号(バリバス)、ハリス/ハードトップTiNICKS 1.7号(バリバス)、ウキ/エイジア 0α(釣研)、ハリ/グランZEEKグレ競技ふかせ(バリバス)
釣りをした人
森 正和(もり まさかず)フィールドスタッフ
ホームグランドは長崎県五島列島・大分県米水津。
グレ釣りトーナメント発祥団体であるJFT(日本釣り技術振興評議会)の九州支部長として若きトーナメンターの育成と自身の夢である尾長グレ(ナナマル)を求め男女群島・南西諸島に挑む永遠の太公望。
自然・魚・仲間との「一期一会」を大切に。
福岡県北九州市在住。自身のインスタグラム:tsuri_dohji
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