釣行日データ
釣り人釣り人 | 城本 透 | 釣行日時 | 2024年10月19日 |
場所 | 大分県 佐伯市鶴見 | 天気 | くもり時々雨 |
潮 | 大潮 | 使用船 | 政進丸 |
朝晩は肌寒くなり本格的に秋磯スタートです。
朝7時便にて米水津の磯へ。
最初に上がった場所は「サザエバエ」。
ここ「サザエバエ」は港を出てすぐのポイントですが年間を通じて魚影が濃く、安定した釣果を期待できる場所となっています。
ちょうど朝に満潮を迎えて潮位が高く多少ウネリもあったため、メインの釣座は厳しいと判断し「ネコバエ」側の高台から竿出しすることにしました。
水温が23℃と高いことから浅ダナを意識し攻めてみます。
まずは30m沖に潮目があったのでダイレクトにそこへ仕掛けを投入。
しかし、ウネリによる手前のサラシと高台からの釣り座ともあり、中々上手く流せないのでウキを0号から3Bへ変更しタナを2ヒロに調整しました。
同じ潮目に投入すると、今度はしっかり潮に乗ってウキが流れていきます。
少し流れが落ち着いたところに到達すると、一気にウキが消し込みました。
アワセを入れると、30㎝のオナガグレでした。
同じパターンで攻めますが、手の平〜足裏サイズのオナガの活性がよく連続でヒットしてきます。
そこで今度は先打ちマキエではなく、後打ちマキエに変えて狙ってみます。
すると答えは見事的中!
仕掛けが立った瞬間にウキが海中から消えたのでアワセを入れると、35㎝のグレが顔を見せてくれました。
「このパターンだ!」と思ってマキエを後打ちをしますが、今度はバリが連発で当たります。
タナを2ヒロから1ヒロ半に変更して狙ってみますが、30㎝未満のオナガグレはアタるものの、グレには中々届きません。
色々と試行錯誤しながら狙うと、足元で30㎝弱のグレを追加できました。
沖の潮通しの良い場所は小さいオナガとバリの活性が非常に高くて大苦戦。
10時に船長が見回りにきてくれたので、今度は「白子島」に瀬替わりすることにしました。
仕掛けをいつもの全遊動に戻し、ウキはエイジアの0αをチョイス。
さっそくマキエを打つと、足元には大量のキタマクラが見えます。
遠近で攻めると、ここでも25㎝程のオナガグレがよく釣れます。
マキエが効いてきたのか?
潮下に流すと毎回ハリだけが無くなって、キタマクラに大苦戦。
そこで潮下にマキエを多く打ち、潮上には2杯のマキエのみで5投に一回だけグレを狙う釣り方で攻めてみました。
すると、30〜35㎝程のオナガグレとグレを数匹拾うことに成功しました。
今回の釣行は小さいオナガグレやバリの活性が高く、まだまだ夏磯の雰囲気でした。
しかし、ちょっとした潮の変化や狙い方を変えると、グレも顔を見せてくれたので今後水温の低下とともに益々グレの活性が上がりだすと思います。
ぜひ米水津の磯へ、足を運んでみて下さい。
使用した配合エサ
「グレパワーV9スペシャル」(1袋)+「グレパワーV10スペシャル」(1袋)+「超遠投グレ」(1袋)+「ニューグレパワーV11」(1袋)+「M.S.P(S)レッド」(1袋)+オキアミ 12kg(3kg×4枚)+海水 適量
仕掛け
竿/がま磯アテンダーⅢ 1号-5m(がまかつ)、リール/BB-XテクニウムC3000DXG (シマノ)、道糸/ナイロン 1.5号、ハリス/フロロカーボン 1.5号、ウキ/ エイジア 3B or 0α(釣研)、ハリ/ 掛かりすぎ口太 5号→ファイングレ 5号(がまかつ)
釣りをした人
城本 透(しろもと とおる)フィールドスタッフ
年間を通じてグレ釣りをメインに磯釣り楽しみ、グレ釣りトーナメントにも積極的に取り組む。
近年では近場の坂ノ市一文字でのチヌ釣りや鮎掛けにも興味を持ち、四季に応じた釣りを楽しんでいる。
大分県大分市在住。
→城本透さんの関連記事
→ブログ:自分らしく