低水温期の深ダナ狙い、グレ&イサキ攻略〜長崎県式見

グレ・クロ

釣行日データ

釣り人釣り人山本 康平釣行日時2021年4月1日
場所長崎県長崎市
式見町
天気晴れ
中潮使用船いそかぜ

昼前から、式見町の沖に浮かぶ平瀬に上がりました。

丁度満潮の潮止まりから下げ潮が流れ始めたタイミングで釣りを開始です。
今回のターゲットはクロとイサキ。
時期的にクロが厳しい感じですが、釣り座に立つとゆっくりとした下げ潮が沖から足元に向かって流れており、磯際から伸びるサラシとぶつかって良い感じの潮目ができていました。

マキエを打ってみると、本命もエサ取り共に目視ができません。
魚の活性が低いのかもしれません。

まずは軽い仕掛けで浅いタナを探ります。
数投してもツケエが丸残りだったので、徐々にウキ下を深くすると、竿1本半のウキ下で魚からの反応がありました。
上がってきたのはバリ。
本命ではないですが、「魚の活性が上がった」とプラスに考えました。

次の一投は先打ちマキエを沖に20杯ほど多めにして、クロの食い気を誘うことに。
先打ちマキエの白い濁りの中に、仕掛けをキャスト。
当て潮なので、余分な道糸を巻き取りながらアタリを待ちます。

ウキ止めがウキに到達して、ウキが潜行し始めた瞬間、ウキがそのまま加速して沈んで行きました。
一呼吸置いてアワセを入れると、ずっしりとした重量感が竿に乗りました。
上がって来たのは、良型のよく肥えたクロでした。
使用したツケエは、ハリのサイズにカットした「特鮮むきエビ」。

同じパターンでさらに一枚追加することができましたが潮位が下がると共に、クロの気配が薄くなったので、狙いをイサキに変更。
ウキを沈めて深ダナでアタリを待つと、竿引きのアタリでイサキがポツポツとヒット。
お土産をしっかり確保したところで、納竿としました。

使用した配合エサ

「グレの道」(1袋)+「グレパワー沖撃ちスペシャル」(1袋)+「夜釣りパワー」(1袋)+オキアミ2角(6kg)+海水 適量

濁りと視認性を重視して「グレの道」と「グレパワー沖撃ちスペシャル」をセレクト。
白い濁りは視認性を高め、他魚の警戒心を解く効果があるのか、低水温期のクロ釣りには特に効果があると感じています。
キララがイサキの視覚を刺激してくれることを期待してて、「夜釣りパワー」をセレクト。

使用した付けエサ

仕掛け

竿/ライアーム 1号-5m(シマノ)、リール/ハイパーフォースコンパクト2000 DXXG(シマノ)、道糸/銀鱗 SSネオ/1.5号(東レ)、ハリス/スーパーL EXハイパー/1.7〜2号、ウキ/エイジアLC/0α or 大征黒/沈め(釣研)、ハリ/グレバリ 4〜5号

釣りをした人

山本 康平(やまもと こうへい)フィールドスタッフ
ホームグラウンドは長崎県近郊の磯。
一年を通してグレ、チヌ釣りを狙っている。
釣果にこだわらずに、釣りを楽しむことを心がけている。
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