令和初釣り〜激渋、グレ釣りチャレンジ!大分県鶴見

グレ・クロ

 釣行日データ 

釣り人 森 正和 釣行日時 2019年5月1日
釣り場  大分県佐伯市鶴見
鶴見大島
天気 晴れ
中潮 使用船 正幸丸

今年のG.W.は十連休で世の中はお祭り騒ぎ。
また5月1日に新元号「令和」を迎えるとありどこもかしこも大賑わい、そんな中でも釣りバカは釣りバカ。
家族サービスもキッチリこなし?連休中も釣行計画。
しかしGW前半は4月下旬とは思えない低気温と風雨で釣行が中止となり、出鼻を挫かれてしまった。

5月1日「令和初釣り」として大分鶴見に釣行計画。
しかし友人は故郷帰省や家族サービス中でお一人様釣行となった。
鶴見の事前情報はあまり芳しく無く、「チヌに変わったとか、場所によりクロが釣れるとか」賛否両論。
結果行って見ないと分からないので計画を実行しました。

連休中に釣りに行くバカは私だけかと思いきや実績のある磯は満員で、今回渡礁したのは鶴見大島の外ビシャコ。
潮さえ良ければ良い釣り場であると自分に言い聞かせ釣りの準備。
まずマキエはオキアミ生2角に「グレパワーVSP」を1袋混ぜた粉少なめ、シンプルイズベスト。
持論だがこの時期(季節の変わり目)は色々混ぜるよりオキアミ生の特性(色・比重等)を邪魔せずサポートしてくれる配合エサを使用すると結果に繋がる。
無論、風や遠投が必要になった際は予備の配合を混ぜ調整をする。
付けエサはオキアミ生に「グレパワーVSP」を振りかけ「マキエと同じですよアピール」。
遠投対策として「くわせオキアミスーパーハード」Mも準備。
仕掛けは1.2号相当のグレ竿、ラインは1.5号、ウキは感度と遠投性の良い0αウキをチョイス。
さて、令和初釣り始動!!

まず足元にマキエを撒き海状視察。
数杯のマキエを撒くもエサ取りの反応もイマイチ。
厳しい釣りが予想された。
その予想が的中し釣り開始から3時間は坊主。
潮が変わり大バエ方向に潮が流れ始めた。
その潮は大きくウノトマリ方向の湾内に入り反転。
沖に目をやるとバチャバチャと湧きグレを確認。


クロが居ることが分かりやる気スイッチON。
仕掛けを遠投し湧きグレのド真ん中に仕掛けを入れるが無反応。
ならば湧きグレが移動している潮下に狙いを定め仕掛けと投入。
マキエは先打ち・後打ち・被せ打ちなど試すと、先打ちマキエに反応し「令和初のクロ(27cm)」をゲット。

その後も先打ちマキエで仕掛けの投入タイミングをズラしたり、マキエと仕掛けの位置を近づけたり離したりと、狙いのポイントを立体的に想像して仕掛けを入れた結果、25cm~32cmを9匹ゲットすることができた。

その後湧きグレの消滅と共にアタリも遠のき納竿とした。
令和初釣りも厳しい状況となったが、磯釣りはその時々の状況に合わせパズルを組み立てるゲーム性も醍醐味の一つ。
新元号も創意工夫で釣りを楽しみたい。

 使用した配合エサ 

「グレパワーVSP」(1袋)+オキアミ 2角(3kg×2枚)+海水 適量
※調整用に「グレベース」を持参。

春のグレが渋い時期は、オキアミ生の特性(色・比重等)を邪魔せずサポートしてくれる配合エサを使用すると結果に繋がることがよくある。

 使用した付けエサ 

遠投しても外れにくく、グレの食い込みの良い「くわせオキアミスーパーハード」のMサイズを使用。

 仕掛け 

 

タックルワンポイント

風が強かったので水中ウキを使用して風に負けないよう、仕掛けの安定を図った。
60㎝クラスの尾長を想定した太仕掛け。

 磯の図 

 

 釣りをした人 

森 正和(もり まさかず)フィールドスタッフ
ホームグランドは長崎県五島列島・大分県米水津。
グレ釣りトーナメント発祥団体であるJFT(日本釣り技術振興評議会)の九州支部長として若きトーナメンターの育成と自身の夢である尾長グレ(ナナマル)を求め男女群島・南西諸島に挑む永遠の太公望。
自然・魚・仲間との「一期一会」を大切に。
福岡県北九州市在住。自身のインスタグラム:tsuri_dohji
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