好天好釣、令和元年の初チヌ釣り〜大分県鶴見

チヌ

 釣行日データ 

釣り人 城本 透 釣行日時 2019年5月4日
釣り場  大分県佐伯市鶴見 天気 晴れ
大潮 使用船 速見丸

チヌ釣りで賑わう鶴見湾内へ。
最初に上がった磯では残念ながらチヌを釣ることができず。
それで見回りの際に、白崎へ瀬替わりしました。

白崎へ瀬替わりしたのは、ちょうど干潮の時間帯。
釣りを開始してすぐには流れがなく生体反応もなかったものの、しばらくすると上げ潮が流れ始めて、まずはチャリコがハリ掛かりしました。
私の経験上、チヌのタナはチャリコよりも深い場合が多いので、次の投入ではより深く探れるように調整。
マキエの投入点よりもさらに潮上に仕掛けを投入し、より深く付けエサがマキエと同調するようにしてみました。
付けエサをチャリコがつつかないようになり、チヌが出てくれば釣れそうな…。

数投打ち返すとチヌのアタリか、ラインがじわじわと沖に引き出される。
竿に乗ったタイミングでアワセを入れると同時に、チヌらしきスピーディーでパワフルな引きが手元に伝わりました。
40cm大のナイスチヌが登場!
使用エサは、「くわせオキアミV9」のLでした。

それを機に底潮が加速、次にハリ掛かりしたのは足の裏大のグレでした。
グレが釣れたということは、付けエサがチヌのタナよりも浅い位置にあったかも?
潮流の影響で仕掛けの入りが悪くなったようなので、ガン玉を追加します。
付けエサが底付近よりもやや上を漂うイメージで仕掛けを流すと、再び40cm大のチヌのアタリを捉えることができました。
付けエサは同じく、「くわせオキアミV9」のL

その後、同型チヌを2枚追加し、合計4枚のチヌを釣って納竿しました。
オキアミや練りエサなど、付けエサを色々試しましたが、釣果はすべて「くわせオキアミV9」のLでした。
最近の鶴見は、練りエサでチヌがよく釣れているとの前情報があったので、意外な結果でした。
チヌはタイミングや場所によって付けエサを偏食することがよくあるので改めて、前情報に囚われずに付けエサの種類を多く準備することの大切さを痛感しました。
チャンスがあればもう一度、鶴見の磯でチヌを狙いたいです!

 使用した配合エサ 

「チヌパワー遠投G」(2袋)+「湾チヌスペシャル」(1袋)+オキアミ 9kg(3kg×3枚)+海水 適量

「チヌパワー遠投G」は、比重の軽い粉が着水してもしばらく海面を漂うので、仕掛け投入の目標がわかりやすくなる。濁りが強いことも、チヌへの視覚にアピールしやすい。
「湾チヌスペシャル」は、強烈な濁りと黄色いムギの大量配合がチヌを集めるのに役立つ。

 使用した付けエサ 

チヌ釣りは付けエサが決め手となるケースが多いことから、9種類の付けエサを準備した。
前情報では練りエサに好反応とのことだったが、この日は「くわせオキアミV9」のLが当たりエサだった。

 仕掛け 

 

タックルワンポイント

17.9gの重たいウキ(釣研「大征黒」)を使うことで遠投力を高めた。
潮流に合わせてガン玉を着脱し、底付近を漂わせるイメージで仕掛けを流した。

 釣りをした人 


城本 透(しろもと とおる)フィールドスタッフ
年間を通じてグレ釣りをメインに磯釣り楽しみ、グレ釣りトーナメントにも積極的に取り組む。
近年では近場の坂ノ市一文字でのチヌ釣りや鮎掛けにも興味を持ち、四季に応じた釣りを楽しんでいる。
大分県大分市在住。
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