グレの不在時はチヌにアプローチ??〜山口県蓋井島

チヌ

 釣行日データ 

釣り人 万里 達也 釣行日時 2019年5月3日
釣り場 山口県下関市蓋井島 小威瀬 天気 晴れ
中潮 使用船 黒潮丸

釣友の主催する大会へ招待頂き、山口県下関市蓋井島へ釣行しました。
蓋井島一帯はグレ・チヌ・青物・アオリイカなど豊富な魚種が釣れる県下でも有名な島です。
四季折々の魚が釣れるため、1年を通じて釣人がいない日は無いほどの人気スポットなのです!

この島一帯のポイントは島の北向きと南向き一帯で大きく分かれています。
グレ狙いでは北側、チヌでは南などで一帯どのポイントでも各魚種が狙えます。
今回はグレ狙いのため、北側一帯を使用するとのことでした。
各組を順番におろし、自分の組が下りたのは一級磯の威瀬の裏にある小威瀬。
潮が沖に向かってガンガン流れるポイントです。
引かれ潮や本流をダイレクトに狙え、 潮目がはっきりできるなど、ポイントを絞りやすい特徴があります。
なお、北寄りのウネリの際には波が高くなるので、特に注意が必要です。

今回のマキエ配合は「グレパワーVSP」1袋と「遠投ふかせスペシャル」1袋に「爆寄せグレ」を半袋混ぜ合わせました。
「グレパワーVSP」の高集魚力に大粒のペレットが入った「遠投ふかせスペシャル」を混ぜ合わせることで速い流れの中でもしっかりと拡散し、低活性のグレの活性を上げアピールすることができます。
また、「爆寄せグレ」を入れることで深ダナも狙え、あわよくばこの時期浮いて捕食するチヌも視野に入れました。

上礁後はマキエを撒いて恒例の海中観察。
しかし…、何も見えない。
海水に触れるととても冷たく、「グレには厳しいかな?」などを考えながら仕掛けを投入。
何度も仕掛けを打ち返すものの、付けエサは丸残り。
ときどきアタリがあるとチャリコが姿を見せました。

グレがいなければ、チヌを狙ってみよう。
マキエに海水を少量足し、拡散よりも沈下を早くするイメージで深めを意識。
付けエサを「エサ持ちイエロー」へ変更した一投目、流れに乗ったラインが一気に出ます!
ゆっくりと心地よいノックする引きを楽しみながらタモに収まったのは、45㎝クラスの丸々としたチヌでした。


同礁者にも同型のチヌが釣れました。

チヌを釣った中谷さん

グレの釣果はありませんでしたが、大物のバラシありなど1日釣りを楽しむことができました。
梅雨グレがスタートするまでは、グレ用のマキエにもチヌが浮いて来るので、グレの釣果が無い時間帯は中層付近を狙って見ると良いかと思います。
これからはエサ取りが増えますので、練りエサを持参すると良いでしょう。
練りエサでアタリが無い場合は、他の色の練りエサと合わせてマーブルにしたり、大きさを変えることでチヌの視覚にアピールできます。

今後の蓋井島は5月いっぱいまではチヌ、6月になるとグレ・イサキを楽しめます。
マルキユーのエサと共に蓋井島へ是非釣行されて見て下さいね!  
※5月中旬からは暑くなりますので、水分を多めに持参するように!

港に帰ると…、大マダイゲットの河崎さん

 使用した配合エサ 

「グレパワーVSP」(1袋)+「遠投フカセスペシャル」(1袋)+「爆寄せグレ」(1/2袋)+オキアミ 6kg(3kg×2枚)+海水 適量

 使用した付けエサ 

 仕掛け 

 

 釣りをした人 

万里 達也(まんり たつや)フィールドスタッフ
ホームグラウンドは福岡県の堤防、大分県の磯。
グレ釣りをメインに釣りを楽しむ。
釣った魚を美味しく食べることにも、釣技以上にこだわる。
福岡県在住。
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