安・近・短で釣果が望める、魚が豊富な釣り場〜福岡県苅田町「九電裏」

チヌ

 釣行日データ 

釣り人 万里 達也 釣行日時 2019年10月28日
釣り場 福岡県苅田町苅田港 天気 晴れ
大潮 使用船

今回のコンセプトは、
安・近・短で釣果が望め、足場も良くファミリーフィッシングに持って来いな釣場!
そんな条件を満たす釣場を近場で探すと、必ず出てくるのが 苅田町にある通称【九電裏】。
(10号岸壁と呼ぶ方もいるかもしれませんが)
【九電裏】はとにかく足場が良く、チヌ・グレ・サヨリ、時期になればコウイカ・アオリイカなど様々な魚種を狙えるのです!

先端付近

狙うポイントとしては、上げ下げにより立ち位置を変えると良いかと思います。
上げを狙う場合は九電に向かって右手の湾内向きの角、逆に下げ潮の場合には反対側の沖向き角が良いです。
中央付近も問題なく釣果がありますが、上げは湾内方向へ流れ、下げは沖へ出ていくため、両サイドへ流れが出て釣りやすいです。
湾内向きは浅場にかけ上がりがあるので満潮時には良いポイントになります。
一帯は全体的に浅く竿1本半あるなしのポイントで遠投すると徐々に深くなっています。

湾内側風景

今回の配合は「チヌパワーVSP」「ナンバー湾チヌⅡ」をセレクト。
障害物の少ない砂地でもしっかりとポイントを作ること、また遠投も重視してのセレクトです。
大量のコーンやムギで本命にしっかりとアピールすることができる安定の最強タッグだと思います。

現地に到着し、まずはマキエを打ち込んでポイントを作ります。
足元のマキエには、小魚に紛れ底付近にはメイタが多数、マキエ拾っているのが見えました。
マキエを入れ続けるとコッパ、ボラなど様々な魚が集まってとても賑やかになりました。
今日は、魚の活性が高そうです。

まずは沖目に仕掛けを投入。
流れが速いことから、仕掛けの安定を図るために3Bのオモリをハリスに打ちました。
マキエの同調に注意して仕掛けを流していると、ウキに微妙な反応!
即座にアワセを入れるものの、残念ながら感触なし…。

仕掛けを回収すると、付けエサのオキアミがガジガジ状態。
小メイタの仕業か?

心地よい竿曲り

少しだけタナを浅くして再投入すると、今度はウキが一気に消し込まれました。
心地よい手応えが手元に伝わります。
足元で浮いてきたのは、手の平大のメイタでした。
足元に見えているサイズが沖にも湧いている様です。
しかし、大きくても足の裏サイズ…。
一投毎にアタリがあるので暇はしませんが(笑)、 サイズに不満があるのが贅沢な悩みです。

付けエサをオキアミから練りエサに替えて見ても、メイタのサイズは変わらずでした。

期待の夕マズメには20cm程度のグレが高活性になって楽しませてくれたものの、サイズアップはできず。
遅くまで粘ってみましたが、暗くなったので納竿にしました。

九電裏はこれからの季節風にも強く、魚種も多いのでオススメのポイントです。
大型こそは望めませんが釣果安定しているので、近場の釣りを十分に楽しめます。
横風や潮流が風と逆などの場合には棒ウキなどを使用すると初心者や子供達でもアタリが取りやすいので、持参することをオススメします。
小型のメイタはグレ並に浮いていますのでタナには注意が必要です。
底を狙っての一発に期待するのも良いですが、沖目を狙った方が良いように感じます。
足場が良くファミリーフィッシングにも持って来いのポイントです。
是非一度釣行されてみて下さい!

 使用した配合エサ 

「ナンバー湾チヌⅡ」(1袋)「チヌパワーVSP」(1袋)+オキアミ 3kg(1角)+海水 適量

 使用した付けエサ 

 仕掛け 

 

竿:がまかつ/チヌ競技SPⅢ 0-53、道糸:サンライン/ビジブルフリー 1.5号、ハリス:トルネード黒鯛ハリス1.25~1.5号、ウキ:ザクシス/ビースト 0orG4or3B、針:がまかつ/チヌ針(金)1~2号orナノナノチヌふかせ 1号

 釣りをした人 

万里 達也(まんり たつや)フィールドスタッフ
ホームグラウンドは福岡県の堤防、大分県の磯。
グレ釣りをメインに釣りを楽しむ。
釣った魚を美味しく食べることにも、釣技以上にこだわる。
福岡県在住。
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