釣行日データ
釣り人釣り人 | 山口 博之 | 釣行日時 | 2021年3月19日 |
場所 | 長崎県佐世保市 北九十九島 | 天気 | くもり |
潮 | 中潮 | 使用船 | 石井釣りセンター |
地元佐世保が誇るチヌのメッカ、九十九島は例年ならノッコミシーズン最盛期を迎え、各地でチヌの釣果で賑わうものです。
しかし、今年の九十九島は、チヌが非常に厳しくあまり釣れておりません。
そんな時こそチヌ釣り名人に釣り方をレクチャーしてもらおうと、小林インストラクターにお願いして北九十九島にチヌの調査へ。
釣り場は小林さんにお任せ!
今回上がった磯は、「永ノ島の東の角」です。
永ノ島のなかでもかなり水深がある釣り場です。
まずはマキエの準備。
マルキユーから発売されたばかりの「チヌパワー激濁り」を使用します。
オキアミ2角に対して、「チヌパワー激濁り」と「爆寄せチヌ」を1袋づつ混ぜ合わせました。
新発売の「チヌパワー激濁り」は、比重があり、コーンやムギなど大きな粒子が入っています。
匂いはいかにもチヌが好みそうな感じです。
きっちりと粘りが出るまで混ぜ合わせて、まずはポイントにドカマキです。
その名のごとく、濁りがフワッと拡散して視認性も抜群に良いですね。
これならチヌが食うこと間違いないでしょっ!
釣り初めは、とにかくマキエを多めに撒きます。
するとすぐに糸ピン!
本命のチヌではなかったものの、味噌汁に最高のアラカブでした。
なかなかチヌのアタリがなく、そう簡単に食わないのが今季の北九十九島なんです。
小林さんから「狙うポイント変えた方がいいよ」と教えて頂いたので、すぐにポイントを移動。
ここでは、アタリも頻繁にありますが、食うのはアラカブにベラばかり。
そんな中、小林さんに待望のチヌのアタリ!
チヌの引きも楽しみつつ、余裕のやり取りで上がってきたのは45㎝!
流石は名人小林さん。
自分にはチヌのアタリはないのに、その後も小林さんはキンクばかりして食い込まないとボヤきながらも、連続で43㎝のチヌを釣り上げました。
流石としか言いようがありません。
チヌが食った感じにエサのチョイスなどなど、小林さんに聞きながら、真似てみますが自分にはアラカブしか釣れず、どうしたものか…。
ここで小林さんが、浅場のポイントを狙ってみるということで、しれっと自分は小林さんのエサが入っているポイントに移動。
遠投して右流れの潮にのせながらラインを張り気味にして流すと、かけ上がりのキワでジワっとラインが出ていきました!
チヌの感触を味わいながらタモ入れしたのは43㎝。
久しぶりのチヌの引きは気持ちよく最高ですね。
サイズは特別大きいものではないですが、うれしい1尾となりました。
くわせエサは、「くわせオキアミスペシャル」のLサイズでした。
その後に下げに替わってからは、魚の活性が下がったのかツケエが残るようになりました。
そんな中、また小林さんにチヌのアタリが!
なかなかの強い引きで小林さんも真剣モード。
チヌをいなしながら、ゆっくりと寄せてきて上がってきたチヌはデカっ!
年無しの54㎝!
手前の落ち込みで食わせたとのこと。
ツケエは「丸えびイエロー」でした。
流石は小林さん。
当たり前のように数に型も良く釣られます。
その後はチヌのアタリはなく、納竿となりました。
みっちり小林さんにレクチャーして頂き、勉強になった1日となりました。
この日のチヌは、どれもお腹パンパンでノッコミ全盛期といったとこでした。
ノッコミが終わる前にまた北九十九島のチヌにチャレンジしてみようと思います。
マルキユーの新しい配合エサ「チヌパワー激濁り」。
是非この濁り具合を体感して、皆さんチヌを爆釣しちゃってください。
使用した配合エサ
「チヌパワー激濁り」(1袋)+「グレパワーV9」(1袋)+「グレパワー沖撃ちスペシャル」(1袋)+オキアミ 2角(3kg×2枚)+海水 適量
使用した付けエサ
仕掛け
竿/がま磯アルデナ 0.6号-53(がまかつ)、リール/銀狼LBD(ダイワ)、道糸/銀鱗スーパーストロング ブラックマスターエクストラ 1.5号(東レ)、ハリス/トヨフロン スーパーL・EXハイパー 1.5号(東レ)、ウキ/ウィンサイトL 000(ガルツ)、ハリ/丸呑チヌ 2号、掛りすぎチヌ 2or3号(がまかつ)
釣りをした人
山口 博之(やまぐち ひろゆき)フィールドスタッフ
ホームグランドは長崎県の九十九島、宮之浦、五島列島。
グレやチヌなど、フカセ釣りをメインに年中釣りを楽しむ。
グレやチヌのトーナメントにも積極的に参加し、釣技の向上を目指す。
食べることと魚釣りが人一倍大好き。
NO FISHING NO LIFE!
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