関門名物の梅雨マダイ、ひと足早いハシリを攻略!〜北九州市西海岸

チヌ

 釣行日データ 

釣り人 有本亮一 釣行日時 2019年5月25日
釣り場  福岡県北九州市
西海岸
天気 晴れ
中潮 使用船

チヌとマダイ狙いに、北九州市門司区の西海岸へ。
ここは梅雨入りからマダイが釣れ始めるポイントですが、今年はマダイの接岸が平年より早く、5月中旬から頻発しているとのことでした。

午前7時、釣りを開始。
仕掛けを投入してみたものの、ぶっ飛ぶように仕掛けを流されてしまいます。
日本屈指の激流釣り場である関門海峡に面しているので、この流れは想定内。
流れが落ち着いた瞬間に時合いが訪れるはず。
その時まで我慢をしなければ…。

午前9時、東流れの潮がゆるんでエサ取りが付けエサを触り始める。
時合いの到来か???
左斜め沖に潮目ができていたので仕掛けを差し込むと、糸が弾け飛ぶ元気なアタリを捉えました。
小気味よいファイトを楽しませてくれたのは、35㎝大のチヌ。
付けエサは「くわせオキアミスペシャルチヌ」でした。

時合いの手返しが釣果を左右するので、テンポよく仕掛けを打ち返すと、今度もチヌがヒット!
高水温期のチヌらしく、引きがとても強くてスリリング!
それに加えて、先ほどよりもかなりサイズが良さそう。
タモに収まったのは45㎝オーバーのチヌ!
付けエサは今度も、「くわせオキアミスペシャルチヌ」でした。

次の投入では流れが当て潮に。
沖に投げ込んだ仕掛けを足元で差し込むようなイメージで流すと、35㎝級チヌがヒット。
付けエサは「高集魚レッド」でした。

同じ流れを狙うと、今度はチヌと違った手応えの魚がヒット。
なかなかの重量感、これはもしかすると…、そう、今季初の関門マダイ!
45㎝のナイスサイズで、平年よりも早いマダイの接岸を実感することができました。
付けエサは「食い渋りイエロー」

その後に、35㎝級チヌを追加し(付けエサ「食い渋りイエロー」)、午前11時に納竿しました。
関門海峡のフカセ釣りは、潮流に合わせたガン玉使いが釣果のキモになると思います。
ガン玉は潮流に合わせて重過ぎず、軽過ぎず、マキエの帯に付けエサがきっちりと同調することを意識してほしいです。
なお、潮流が速いのでマキエをためてチヌを寄せるよりも、仕掛けの一投毎に付けエサとマキエの同調を図るようにしましょう。
マダイシーズンが到来した、北九州市西海岸からのレポートでした。

使用した配合エサ&付けエサ

撒きエサ:「瀬戸内チヌ」(1袋)+「チヌベスト」(1袋)+「オキアミ 3kg(3kg×1枚) +海水 適量

増量タイプの「瀬戸内チヌ」と、たっぷり入ってお得な「チヌベスト」をセレクト。
流れの速い釣り場なので流れに負けないよう固めに仕上げた。

付けエサ:「くわせオキアミスペシャルチヌ」、「食い渋りイエロー」、「高集魚レッド」

「くわせオキアミスペシャルチヌ」でチヌを2枚、「高集魚レッド」でチヌを2枚、「食い渋りイエロー」でチヌとマダイを1枚ずつ。

 仕掛け 

 

タックルワンポイント

流れがとても速い釣り場なので、重ためのオモリを使用した。
付けエサとマキエの同調がより長い時間できるように、オモリの重さを選択。

 釣りをした人 

有本 亮一(ありもと りょういち)フィールドスタッフ
マルキユーM-1カップ全国チヌ釣り選手権を連覇するなど、チヌ釣りのトーナメントで活躍している。
遠投でのチヌ釣りを得意とする。普段は漁港など近場の釣り場をメインにチヌ釣りを楽しむ。
福岡県在住。
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