M1カップグレ宮之浦予選参加レポート、下阿値賀島で良型グレをGET!

グレ・クロ

 釣行日データ 

釣り人 山口 博之 釣行日時 2019年6月2日
釣り場 長崎県平戸市 下阿値賀島 天気 晴れ
中潮 使用船 丸銀釣りセンター

今年もやってきました、ホーム開催となるマルキュー M1カップ 宮之浦予選!
毎年大人気の大会となっており、今年は運良く抽選にも通り参加することができました。
大会のお手伝いをしつつ、最後に抽選を引くとまさかの1番!
残りものには福がある。
コレってホントだったんですね。
抽選が終わりすぐに競技説明です。

私の船はマリンアローで、どこに向かうかワクワクしながら船内では頭ヶ島やろか?阿値賀島かな?いやいや五島はないやろ?などなど、みんな妄想だけが膨らみます。
やがてエンジンがスローになり着いた先はどうも下阿値賀島のようです。
番号は1番なんで、もちろん最初の瀬上がりです。
上阿値賀島は幾度となく上がりましたが、下阿値賀島は数回程度しか上がったことがなく、どうなんでしょうか?
明るくなって分かりましたが、自分達が上がった磯は『魚のネヤの1番』下阿値賀島の中ではA級ポイントの磯です。

例年この時期、阿値賀島一帯は、良型のグレが単発でアタってくるので、期待しつつ準備に取り掛かりました。
今回のマキエは白系をベース、「超遠投グレ」3袋、「グレの道」3袋にオキアミ4角を混ぜ合わせて使用しました。

今回の同礁者は福岡の森さん。
朝マヅメの大事な場所決めのジャンケンは、安定の負け。
あいも変わらずジャンケン弱い…。
定刻となる5時30分に競技開始。
自分は左の釣り座からのスタート、手前にマキエを撒きながらエサ取りの状況を確認します。
魚の姿は何も見えずまだ動きだしていませんね。
朝マヅメの良型に期待して手前の方から攻めてみます。
潮はジワリと右流れで良い感じなのですが、底潮は動いておらず、上潮だけがすべっている模様。
数投目で直ぐにアタリがあり、上がってきた魚はウマズラハギ。
クロかと思っていたのでガッカリ。
同礁者の森さんもウマズラハギを釣っておられました。

毎回アタリはあるのですが、ウマズラハギばかり。
かなり湧いているようで、どうしたものか…。
そんな中、森さんが良型のクチブトを釣り上げました。
自分にはクロは釣れてくれず焦ります。
1ラウンド終了間際にやっと自分にもクロのアタリが!
なかなかの手応えだったので慎重にやり取り。
上がってきたのは良型のクチブトで45㎝ほどありました。
エサは「くわせオキアミV9」のM
白いマキエの中で、赤系の目立つエサが良いアピールになったのでしょう。
大会規定は5尾の総重量なので、なんとか揃えたいところ。
2ラウンド目、2人共にウマズラハギとイサキに翻弄され、クロを釣ることができません。
イサキのタナが浅く、1ヒロ半〜2ヒロでバンバンアタってきます。
マキエを打つポイントを変えたり、仕掛けも試行錯誤しながら変えて試しますが、どれもハマらず悩むばかり。
3ラウンド目に森さんは2尾クロを追加されました。
型も良く1尾は50㎝ぐらいあったと思います。
内心焦りまくりですが、いつもの自分の釣りをと言いきかせ、粘っていると久しぶりに今日一のアタリが!
間違いなくクロですが、なかなか上がってきません。
しかも目の前のシズミに一直線に潜ってしまい、痛恨のバラシをやらかしてしまいました。
4ラウンド目、ここで絶対にクロを釣らなければと思い頑張りますが、やはりウマズラハギが占拠しています。
潮のヨレるポイントに狙いを絞って釣っているとまたクロがアタってきました。
今度は絶対バラせないので、慎重にシズミを交わしながら上がってきたのはこれまた良型。
47㎝ほどの大きなクチブトでした。
ツケエは「くわせオキアミスペシャル」のM

その後、森さんは中型のクロを2尾揃えられていて5尾対2尾。
コテンパンにやられてしまいました。
定刻の11時30分となり競技終了。
阿値賀島を後にしました。
全体的に釣れている磯は多く、型は大小様々でしたが、検量所は大賑わいとなっておりました。
検量も終わり集計の結果。2尾で3090g。
船内2位となり運良く入賞頂きました。


同礁の森さんは5尾で5890g。
アッパレな釣果で堂々の1位となっておられましたよ。
9月に行われるセミファイルは、宮之浦での開催です。
ファイナルへ行けるよう頑張ります!

 使用した配合エサ 

「グレの道」(3袋)+「超遠投グレ」(3袋)+オキアミ 12kg(3kg×4角)+海水 適量

グレの道
特徴として表層を白い濁りでゆっくりと落ちていきます。
先打ちマキエに特化しており、ポイントを見失うことがありません。

超遠投グレ
その名の通りマルキュー製品のなかでもNo. 1の遠投性を誇ります。
拡散性も非常に良く、グレの道と組み合わせることで、仕掛けの同調が安易となります。
宮之浦の磯では遠投して釣ることが多く、梅雨グレのこの時期など、最高に扱いやすいので是非一度試してみてください。

 使用した付けエサ 

宮之浦一帯では特にツケエのローテーションが大事だと考えます。
同じくわせエサを続けて使用しないよう常に心掛けています。
グレの食いを持続させるためには数種類を準備することをオススメします

 仕掛け 

 

 釣りをした人 

山口 博之(やまぐち ひろゆき)フィールドスタッフ
ホームグランドは長崎県の九十九島、宮之浦、五島列島。
グレやチヌなど、フカセ釣りをメインに年中釣りを楽しむ。
グレやチヌのトーナメントにも積極的に参加し、釣技の向上を目指す。
食べることと魚釣りが人一倍大好き。
NO FISHING NO LIFE!
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