季節風の小休止を狙って大型グレ狙い〜長崎県古志岐三礁

グレ・クロ

 釣行日データ 

釣り人 相川 英夫 釣行日時 2019年2月6日
釣り場 長崎県古志岐三礁スベリ→一等席 天気 晴れ
大潮 使用船 えびす丸

暖冬模様の年明けでしたが、最近はようやく冬らしい天気が続くようになりました。
季節風がひと段落した2月6日、仲間たちと古志岐三礁へ釣行しました。

上礁したのは、スベリ。
よく釣れる場所ですが足場が高いので、細心の注意が必要です。
マキエを広範囲に打って魚を寄せて、仕掛けを投入すると早い段階から本命のグレが釣れ続けます。
しかし、今時期の古志岐三礁にしてはとても小さい30cmクラスばかり。
海水温が高いせいなのでしょうか???

そこで、小さなグレの群の下に型のよい個体がいることを信じて、仕掛けをガン玉を打ちます。
付けエサが高速で沈み、小型の多い表層を突破。
マキエは仕掛けに直接かぶせず、潮上の離れたポイントに拡散させます。
すると、潮上から流れてきたマキエが竿1本〜1本半の水深で付けエサと同調したころ、ウキに鮮明なアタリが!
急いでアワセを入れると、これまでにない重量感!
タモ入れしたのは40cm大のグレでした。

これを機に、40cmアップを複数追加、付けエサとマキエが深ダナまでちゃんと届けば、グレが元気よくヒットしてくれます。
しかし、少しでも表層近くで付けエサとマキエが同調しようものなら、サイズダウンが必至です。

お昼前の最満潮のタイミングで瀬替わりし、一等席で下げ潮を狙って見るものの状況は同じで、表層で30cm級、深く釣って45cmまででした。
平年であれば今時期は50cm前後の大型グレが複数枚釣れるはずのですが…。

この日釣ったグレは大きな個体でもまだお腹が小さく、産卵の準備はまだまだこれからといった感じでした。
2月はグレの型がよくなり、3月からはオナガの回遊が活発化するはず。
数釣りを存分に楽しめてお土産はいっぱいだが、次回は大型グレを複数枚釣ることを夢見て帰路につきました。

 使用した配合エサ 

「グレパワーV9」(1袋)+「遠投ふかせTR」(1袋)+オキアミ 6kg(3kg×2枚)+アミ 3kg +半ボイル 3kg +海水 適量

オキアミやアミ、半ボイルなど生エサをベースにマキエを作った。
上下に幅広くスロープ状に沈下する「遠投ふかせTR」、バランスのよい「グレパワーV9」を混ぜることでタナを幅広くカバーし、生エサ以外の集魚力の強い成分を補完した。

 使用した付けエサ 

くわせオキアミスーパーハード L

エサもちがよいハードタイプのくわせエサだが、グレの食い込みが良いのでいつもメインの付けエサとして使用している。

 仕掛け 

タックルワンポイント

オナガの一発に備えてラインを太めに設定。大きいグレのタナが深かったので(竿1本〜1本半)、ガン玉を使った半遊動で確実に狙いのタナを攻めるようにした。

 釣りをした人 

相川 英夫(あいかわ ひでお)フィールドスタッフ
ホームグランドは長崎県五島列島や男女群島。
大型オナガ狙いをメインに釣行している。
釣ることと同じく、釣った魚を調理して、釣り仲間との楽しい時間を過ごすのも大好き!
佐賀県嬉野市在住。
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