梅雨グレ全開!超遠投深ダナでイサキ 大分県佐伯市鶴見湾内

グレ・クロ

 釣行日データ 

釣り人 城本 透 釣行日時 2020年6月12日
釣り場  大分県佐伯市
鶴見丸バエ
天気 曇り
小潮 使用船 てる丸

梅雨グレが開幕した大分県。
今年は大分県下の各地の磯で数も型も順調に釣れています。
が、今回の磯釣りでの私のターゲットはグレではなくイサキ。
今時期のイサキは卵を持ち始めてとても美味しいことから、我が家では超人気グルメフィッシュなのです。

イサキ狙いを「てる丸」船長に伝えると、
丹賀港を出てすぐの「丸バエ」に上げてくれました。


鶴見湾内でイサキが釣れているとは聞いていたものの、港からこんなに近くで?
上礁してすぐ、午前8時前に釣りを開始しました(午前7時半出船でした)。

この日は午前10時満潮なので、まずは上げ潮狙いです。
ここは下げ潮のポイントですが、ハイシーズンであれば上げ潮でも十分にイサキを狙えるはずです。
はるか沖を走る本流にマキエを打ち込み、仕掛けを大遠投します。
釣り始めはノーシンカーで様子見したものの仕掛けが潮に弾かれるので、ハリスにガン玉を打って仕掛けの安定を図りました。
仕掛けが底潮に乗ってグングン沖へ向かう手応えを感じていると、手元から遂に道糸が弾け飛びました。
タモ入れしたのは、大本命のイサキ!
30cm台の後半、丸々と太ってとても美味しそうです。
同様の釣り方でイサキを3枚追加し、期待の下げ潮が始まりました。

下げ潮は上げ潮以上に本流がガンガン流れて今にもイサキが釣れそうな雰囲気です。
マキエを打ち込んで仕掛けを投入、竿1本半よりも深いタナを意識して仕掛けを流そうとしていると、想定よりも早いタイミングで道糸が手元から弾け飛びました。
この手応えは…、グレ!
35cmクラスの元気なグレが姿を現しました。
仕掛けを打ち返すと、またまたグレ!
今度はさっきよりもかなり早い段階でアタリが出ました。
グレが釣れるのはとてもうれしいですが、この日の狙いはイサキなのです。
ハリスにガン玉を追加したり、マキエの投入点やタイミングに変化をつけてイサキへのアプローチを試みますが、釣れるのはグレばかりです。
午後からはとうとうイサキ狙いをあきらめて、グレ狙いに専念しました。


グレ狙いのときはハリスに打っていたガン玉をすべて外して、浅ダナを意識してアプローチ。
グレがヒットするタナは、ほぼ1ヒロ前後でした。
グレのサイズは30〜35cm主体、最大で40cm弱でした。
1ヒロよりも少しだけ深めを釣ると、若干型がよかったと感じました。

梅雨グレにはつきもののエサ取りですが、それほど気にならずに釣りができました。
付けエサについては「グレ丸」でグレの食い込みがよかったです。
エサ取りが多いときは「くわせオキアミスーパーハード」を使えば、エサ持ちよくグレにアプローチができました。
今後は、海水温上昇に伴い磯ではエサ取りが多くなります。
遠投の効くマキエ(「超遠投グレ」がオススメです)と、エサ持ちのよい付けエサを準備して磯へ向かいましょう。

 使用した配合エサ 

「超遠投グレ」(1袋)+「グレパワーVSP」(1袋)+「グレパワーV9スペシャル」(1袋)+オキアミ 3角(3kg×3枚)+海水 適量

遠投深場釣りを意識した配合エサのセレクト。

 使用した付けエサ 

 仕掛け 

竿/がま磯インテッサG-V 1号-50(がまかつ)、リール/BB-Xテクニウム2500DXG(シマノ)、道糸/ネオフリクション磯 1.5号(釣研)、ハリス/ウルトラフレキシブル磯 1.5号、ウキ/スーパーエキスパートUE 0C(釣研)、ハリ/TKO  6号(がまかつ)

 釣りをした人 


城本 透(しろもと とおる)フィールドスタッフ
年間を通じてグレ釣りをメインに磯釣り楽しみ、グレ釣りトーナメントにも積極的に取り組む。
近年では近場の坂ノ市一文字でのチヌ釣りや鮎掛けにも興味を持ち、四季に応じた釣りを楽しんでいる。
大分県大分市在住。
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