夏釣り絶好調!4時間で5枚、最大53cmのチヌがヒット〜鹿児島県姶良市

チヌ

 釣行日データ 

釣り人 藤野 亮太 釣行日時 2019年7月18日
釣り場 鹿児島県姶良市
白浜のスロープ
天気 曇り
大潮 使用船

MFG鹿児島大会 下見釣行第2弾!
5月12日開催予定だったMFG鹿児島大会ですが地震の影響を考え、9月22日に延期になりましたね。
しかし‼9月の大会まで残り2ヶ月。
段々と日が近づいてきました。
そこで大会の下見を兼ねて姶良市から鹿児島市内に向かう国道10号線沿いにある「白浜スロープ」に釣行してきました。
このポイントはゴロタ浜となっており、所々に大きな沈みがあり錦江湾の中でも絶好のチヌ釣りポイントです。
スロープは干潮から満潮に掛けてがよく、奥にある渚は小潮なら上げ下げ関係なく釣りをする事が出来ます!

潮の干満によって潮位がこれだけ変わります。

マキエは遠投が出来て良く粘りの出る「チヌパワームギスペシャル」「爆寄せチヌ」を混ぜ合わせました。
付けエサには「くわせオキアミスペシャル」「食い渋りイエロー」「高集魚レッド」「荒喰いブラウン」を用意。

当日は大潮の13時40分干潮、20時満潮のため、14時30分から釣り開始。
連日の雨の影響で海は物凄い濁りではありますが、マキエを撒いてみるとフグ、サバ、クロが見えます。
とりあえずエサ取りの様子を見るために、「くわせオキアミスペシャル」で様子をみると、意外なことにエサを取られず。
「これは怪しい」
濁りの中でもアピール性が強い「食い渋りイエロー」に付けエサをチェンジ。
着底してからしばらくすると、小さなアタリが…。
しかし、食いが渋かったため、合わせを入れず。
それで、もう一度「食い渋りイエロー」を投入してみました。

すると、先ほどと同じく、着底した頃合いに前アタリが。
穂先でラインを軽く引っ張ってみると同時に、竿先を思いっきり引っ張り返してくれました(笑)
引きからして間違い無くチヌ!
しかし、干潮で水深が浅くなったため、すぐに駆け上がりに張り付かれて無念のバラシ。
とても悔しい…。
仕掛けを投入してから早い段階でアタリがあったことから、「まだまだ期待ができる」と信じて、同様に再アプローチしてみる。
すると、同じく付けエサが着底してすぐに前アタリが!
ラインを張って様子を見ると、しばらくしてからラインが走り始めました。
アワセを入れるとなかなかの手応えです!
先ほどの失敗を繰り返さないよう、一気にラインを巻き取って力づくでチヌを海面に引っ張り上げます。
なんとか手前のカケアガリをクリアーしましたが、チヌがパワフルに反撃!
再び海底に張り付かないように、慎重にヤリトリを展開します。
なんとか無事にタモへ収めたのは、50cm大の大型チヌでした!

さらにチヌを追加しようと仕掛けを打ち返しますが、様子が変です。
上潮が滑って、仕掛けが安定しません。
そこで、ウキを沈めて仕掛け全体が底潮通りに流れるように調整してみると狙いが上手くハマって、3投連続でチヌがヒットしました。
チヌのサイズは45〜49cmクラスで、申し分なしの型揃いです。
「これはまだまだ釣れる!」と思いましたが、チヌのアタリが止まると同時にフグだらけになってしまいました。

悪い状況は変わらず、時刻はいつのまにやら18時。
「そろそろ納竿か」とあきらめかけていると、二枚潮が収まって、フグの反応が大人しくなりました。
「これはいかにも!」
この日、もっとも調子のよかった付けエサである「食い渋りイエロー」を大きめに付けて仕掛けを投入。
着底してしばらくすると、ラインがゆっくり沖へと引き出されて魚のアタリを知らせます。
鋭いアワセを入れると、今日イチの重量感!
日中のチヌのように左右に泳ぎ回らないものの、地を這うようなズッシリとした力が手元に伝わりました。
夕暮れの迫る中でタモ入れしたのは、本日最大の53cm!


約4時間程度の竿出しで50cmオーバー2枚を含む、5枚ものチヌを釣ることができました。
今秋に開催されるMFG鹿児島大会に、期待が持てそうです!

錦江湾には車を横付けしてチヌを狙える釣り場がたくさんあります。
堤防、渚、地磯など様々なロケーションがあり、海沿いはどこでもチヌを狙える素晴らしい環境です。
9月のMFG鹿児島大会ではぜひ、錦江湾にお越しください♪

 使用した配合エサと付けエサ 

「チヌパワームギスペシャル」(1袋)+「爆寄せチヌ」(1袋)+オキアミ 3kg(3kg×1枚) +海水 適量

ペレットとムギが多い「チヌパワームギスペシャル」と、集魚力が魅力の「爆寄せチヌ」をブレンド。
ペレットの視覚効果で練りエサを引き立たせる狙い。
「ウルトラバイト・アルファ」配合の「くわせオキアミスペシャル」Lサイズ、視覚アピールを飽きさせないように「食い渋りイエロー」「高集魚レッド」「荒喰いブラウン」をローテーション。

 仕掛け 

竿:がまかつ/チヌ競技スペシャル3/1-53、リール:ダイワ/トーナメント2500、道糸:キザクラ/黒魂PE 0.6、ハリス:バリバス/ハードトップ 2号、ウキ:キザクラ/黒魂Ace/LL/00、ハリ:がまかつ/遠投チヌ1〜3号

タックルワンポイント

錦江湾独特の2枚潮を攻略するため、「黒魂Ace」(キザクラ)を使用した。
表層が滑るため潮に負けない大きめのウキを使うことで小さなアタリも拾えた。

 釣りをした人 

藤野 亮太(ふじの りょうた)フィールドスタッフ
ホームグランドは鹿児島県の磯、錦江湾一帯。
中学生の頃は自転車をこいで、錦江湾のチヌを追い求めた。
その頃の情熱を失わず、フカセ釣りに邁進している。
鹿児島県霧島市在住。
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