釣行日データ
釣り人 | 丸本 龍郎、金澤 勇斗(執筆者) | 釣行日時 | 2019年7月23日 |
釣り場 | 長崎県西海市 大瀬戸町 五郎ケ島 |
天気 | くもり |
潮 | 中潮 | 使用船 | RYUSEI |
ここ最近オナガの好釣果が報告されている大瀬戸町、五郎ヶ島へマルキュースタッフの丸本さんと釣行してきました。
港から約10分ほどで上礁できる近場の磯ですが、40cm後半までは出ているようなので期待を膨らませ朝4時に出港です。
五郎ヶ瀬は本土との水道の潮通しがよく、特に上げ潮は本流が磯近くを流れるため、面白い釣り場となります。
朝5時頃、期待の朝まずめはまだ下げ潮が残っており、数投仕掛けを投入しますが付けエサが残りました。
そこで仕掛けを竿1本ほどの深さまでを入れ込むと、イサキやアイゴなどが連発しました。
先にエサ取りの反応が上がったようです。
潮止まり前に30cm程度のクチブトが3枚程釣れましたが、下げ潮では本命のオナガに出会えず…。
午前7時頃、ようやく上げ潮が動き始めました。
上潮は左流れで速い本流が、20m沖をガンガン流れます。
35mほど遠投して仕掛けを流すと、仕掛けが馴染んですぐに道糸が弾け飛ぶアタリ!
流れの中で揉まれて上がって来たのは、40cmクラスのオナガ!
使用した付けエサは、「くわせオキアミスーパーハード」のLでした。
やはりこのポイントは上げ潮がメインの釣り場のようで、すぐに丸本さんも同クラスの尾長グレをキャッチしました。
この日のオナガがヒットするタナは1ヒロ程度で、ほとんどが投入してすぐにアタリがありました。
ただし、オナガが食い上がるタイミングが一瞬のため、仕掛けとマキエの投入のタイミングがとても重要でした。
仕掛けの馴染むタイミングとマキエの同調、そしてオナガの食い上がるタイミングをしっかり合わせないと、オナガが付けエサに反応しないので、一投毎に投入のタイミングの計算が必要とされました。
そして上げ潮がさらに加速した午前11時、丸本さんにこの日一番の強烈なアタリ!
瀬際の攻防を制して取り込んだのは、この日最大の45cmクラスのオナガ!
丸々と太ったグッドプロポーション、とても美味しそうなキレイなオナガでした。
丸本さんは潮流の速さの変化に応じてガン玉の位置をこまめに上下し、付けエサの沈下速度やハリスの角度を調整したとのことでした。
丸本さんの釣り方を参考にして、私もなんとか5枚のオナガをキャッチしました。
午後1時頃、潮止まりのタイミングで納竿しました。
型、数ともに満足できる釣果で、暑い中に釣行した甲斐がありました。
暑さ対策を万全にしてまた、暑い磯でオナガとの熱いファイトを繰り広げたいです!
使用した配合エサ&付けエサ
金澤勇斗さんの使用した配合エサ&付けエサ
「グレパワーV)」(1袋)+「超遠投グレ」(1袋)+オキアミ 3kg(3kg×1枚)+ボイルオキアミ3kg(3kg×1枚)+海水 適量
丸本龍郎さんの使用した配合エサ&付けエサ
「超遠投グレ」(1袋)+「遠投フカセスペシャル」(1袋)+「グレパワーV10スペシャル」(1袋)+オキアミ 3kg(3kg×1枚)+ボイル 3kg(3kg×1枚)+海水 適量
「くわせオキアミスーパーハード」のL以外に、オキアミのボイルも使用。
仕掛け
金澤勇斗さんの仕掛け
竿:がま磯/アテンダーⅡ1.25-53、リール:シマノ/BBXハイパーフォース2500DXXG、ライン:サンライン/マスラード2 2号、ハリス:サンライン/松田競技スペシャルブラックストリーム 2.5号、ウキ:釣研/ゼクトα 01、G5 ハリ:がまかつ クロマルチ7号
丸本龍郎さんの仕掛け
竿:シマノ/ベイシス1.2号-530、リール:シマノ/BBXテクニウム2500DHG、ライン:ゴーセン/CXサスペンド 2号、ハリス:ゴーセン/フロロファイタールーツX 2.5号、ウキ:釣研/ゼクトα 0 or NEOセレクト 0、ハリ:がまかつ/A1口元尾長7号
ホームグラウンドは長崎県の磯。
幼少時からグレ、チヌをメインにフカセ釣りを楽しむ。
近年はグレ釣り大会への参加にも熱心、日々釣り技術の向上を図っている。
長崎県長崎市在住。
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