釣行日データ
釣り人 | 百合野 崇 | 釣行日時 | 2019年8月4日 |
釣り場 | 山口県周南市 居守漁港 切れ波止 |
天気 | 晴れ |
潮 | 中潮 | 使用船 | 英勇丸 |
真夏のアグレッシブなチヌとのバトルを求めて、地元・山口県の周南市居守漁港切れ波止へ。
港のすぐ目の前にある切れ波止ですが、港とは比べ物にならないほどチヌの数が多いポイントで、高水温期には特に数が出まくる激アツチヌ釣り場なのです。
午前5時に釣りを開始。
まずは手前にマキエを集中して打ち込み、チヌの様子を探ります。
手前の海底には大きなパイプがあり、その周りにチヌが着いているのですが、しばらく仕掛けを打ち返してもそれらしい反応がありません。
そこで手前を一旦あきらめて、遠投でチヌの様子を探ることにしました。
しばらく狙ってみたものの沖でもそれらしい反応がありません。
これまではチヌが浮くことを想定して中層を狙っていましたが、深場狙いに切り替えることに。
すると、付けエサが竿2本ほど入ったタイミングで、糸アタリと同時に手元から道糸が弾け飛びました!
パワフルな引きを楽しませてくれたのは、35cm弱のチヌでした。
海底にはチヌの群れが集まっているはずなのでチヌの活性を高めるために、撒きエサをバンバン沖へ打ち込みます。
すると、チヌとキビレが混じりでガンガンアタックして来て、テンポよく数を稼げました。
しかし、撒きエサを打っても打ってもチヌが浮き上がることなく、チヌのタナは底付近のまま。
普段の高水温期のチヌであれば、中層から表層近くまで浮き上がるはずですが…。
とはいえ、アタリの出方やチヌの引きはとてもアグレッシブで、真夏のチヌらしい手応えを楽しめました。
反応が良かった付けエサは、私にとってド定番の「食い渋りイエロー」でした。
午前11時の潮止まりからチヌの状況が一変し、反応がなくなりました。
これまで使用していた付けエサは練りエサ一辺倒でしたが、ここから「くわせオキアミ食い込みイエロー」を試してみることに。
すると、ようやくチヌが反応してチヌをぽつぽつと拾い釣りすることができました。
この日の釣果は上げ潮の午前11時までに15枚、下げ潮の午前11時から納竿の13時までに5枚でした。
チヌが釣れるタナが終始深かったものの、チヌの反応がよかった付けエサについては上げ潮で「食い渋りイエロー」、下げ潮で「くわせオキアミ食い込みイエロー」と分かれました。
また、本来の高水温期であれば中層まで浮くはずのチヌが浮かないなど、状況に応じて釣り方を変えることの大切さを実感させられました。
今年は梅雨が長かった分だけ、夏のチヌ釣りの回数が少なかったので、これからその分を頑張って取り戻したいです!
使用した配合エサ&付けエサ
「チヌパワーVSP」1袋 + 「爆寄せチヌ」1袋 + 「チヌパワーV10白チヌ」1袋 + 「濁りオカラ」半袋 + 沖アミ 1角(3kg)
浅ダナを意識して、濁りを重視して配合エサをセレクト。
実際はタナが深かったので、固めて投入して固まりで深場まで落ちるように調整した。
チヌの反応が良かったのは、上げ潮で「食い渋りイエロー」、下げ潮で「くわせオキアミ食い込みイエロー」。
チヌの反応がよい付けえさは日替わりなので、常に複数の種類を準備している。
仕掛け
竿:鱗海アートレータ 04-530(シマノ)、リール:ハイパーフォース3000DXXG(シマノ)、ウキ:大知ウキ 遠投スペシャル 00(大知ウキ)、ライン:リミテッドプロPE G5+サスペンド 0.8号、ハリス:ファイアブラッドEXフロロ 1.5号-5m、ハリ:勝負グレ 6号(金龍鉤)
釣りをした人
ホームグラウンドは山口県、長崎県、大分県のチヌ釣り場。
季節や状況に合わせて、広範囲のチヌ釣りばへ足繁く通うのがモットー。
練りエサを駆使してのチヌ釣りを得意とする。
山口県在住。
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