釣行日データ
釣り人釣り人 | 山口 博之 | 釣行日時 | 2023年3月12日 |
場所 | 長崎県平戸市 宮ノ浦 | 天気 | くもり |
潮 | 中潮 | 使用船 | 丸銀釣りセンター |
第19回MFG九州チヌ釣り選手権大会の開催です!
長崎県北での大会は、3年ぶりでしたが、会員、オブザーバー含め、81名の皆さんにご参加頂きました。
一通り会員の皆さんが受付けを済ませたところで、私は仲間と宮之浦を目指しました。
今年は、長崎県北、県南共に稀に見る当たり年で、良い釣果を耳にします。
なかでも県南では、クロの大型が毎日釣れており、「今年はどうしたの?」って感じです。
そろそろ宮之浦でもチヌが釣れだす頃なので、期待をしつつ場所は船長任せ!
南の風が強かったこともあり、私は息子と一緒に風裏になる「相場」に上がりました。
今回のマキエは、オキアミ2角に対し、「ニューチヌパワーDASH」と「湾チヌスペシャルⅡ」を混ぜ合わせました。
3種類のムギとコーンに、M.S.P配合で宮之浦のチヌが食わないわけがありません。
風が回ってきていたので、遠投も効くよう少し固めに仕上げました。
まずは、半誘導仕掛けで、きっちりタナを決めて狙います。
タナは8mほどからスタート。
マキエを打ってみるも、宮之浦名物のエサ取りはまだ見えず。
ポイントに5杯ほどマキエを打ち込んでからの1投目、仕掛けが馴染むと同時に糸ピン!
「もう来たっ?」
なんて思うも、今日は外道のクロでした。
型は35㎝ほどあり、お腹もパンパンで美味しそう。
その後も毎投クロが食ってきて、サイズは30〜35㎝と中型ばかり。
ウキ下を少しずつ深くしていきますが、深く入れるとアラカブにベラが容赦なく食ってきます。
なかなかチヌのアタリも無いので、こんな釣れない時は、試行錯誤しながら色々と試してみることに。
ウキを替え、ハリを替え、タナも調整しながら釣りますが、一向にチヌのアタリはありません。
そんな中、息子が向こうから、
「父ちゃん、チヌ、キタばい!」
「はいはい、どうせバリやろ?」
なんて思いつつ上がってきたのは、40㎝ほどのチヌ。
マジか…。
サイズこそありませんが、お腹パンパンで重量はありそう。
「こがんこまかとはメイタやろ」、なんて言いつつまだ釣れてない自分…。
息子には負けられないので、張り切って釣り再開。
時合いなのか私にもチヌ特有のモゾモゾとしたアタリがありました。
なかなか食い込んでくれないので、一か八か、ラインを手で引いてやるとスッとラインが出ていき、やっと食わせることができました。
上がってきたチヌはやはり40㎝ほど。
食わせエサは、「くわせ丸えびイエロー」でした。
息子にメイタ呼ばわりした手前、同サイズに苦笑い(笑)
でもでも、まずは1尾釣れてくれたのでヨシとします。
その後もチヌらしきアタリはありますが、食いが渋い。
ここで、ハリを細軸の軽いハリに変えたところ、やっとまた食わせることができました。
今度は重量感もさっきよりはあり、ゆっくりとチヌの引きを楽しみながら上がってきたのは、44㎝のお腹がパンパンのチヌ!
これで息子には勝ったと確信(笑)
なんて思っていると、最後にまた息子がチヌをかけました。
しかも型良さそう。
サイズは46㎝と私より大きい…。
く〜!またまた息子にやられちゃいました。
検量時間も迫っており、迎えの船に急いで乗り込み、検量会場に戻りました。
検量のお手伝いをしていると、会場には続々とチヌが持ち込まれておりました。
私達も検量を済ませ、いよいよ結果発表!
集計の結果、なんとか2人とも代表決定戦の権利を獲得できました。
次こそは息子をギャフンと言わせてやります。
その後は雨が降るなか、表彰式にお楽しみ抽選会と大盛り上がりで大会は無事終了となりました。
参加された会員、オブザーバーの皆様、雨の降る中、1日大変お疲れ様でした。
宮之浦一帯は例年、3月後半頃にはチヌ一色となります。
湾内のチヌ釣りも良いですが、沖磯での潮を流して釣るチヌ釣りも面白いので、是非足を運んでみてください!
使用した配合エサ
「ニューチヌパワーダッシュ」(1袋)+「湾チヌスペシャルⅡ」+オキアミ1角(3kg×1枚)+海水 適量
使用した付けエサ
仕掛け
竿/がま磯 チヌ競技スペシャル 0.6号-50(がまかつ)、リール/銀狼LBD(ダイワ)、道糸/銀鱗SSエックス・オー 1.5号(東レ)、ハリス/トヨフロンスーパーLEXハイパー 1.5号(東レ)、ウキ/ウィンサイトL 000orG2orBor2B(ガルツ)、ハリ/貫チヌ 1or2号、掛りすぎチヌ 1or2号、ファインチヌ 1号(がまかつ)
釣りをした人
山口 博之(やまぐち ひろゆき)フィールドスタッフ
ホームグランドは長崎県の九十九島、宮之浦、五島列島。
グレやチヌなど、フカセ釣りをメインに年中釣りを楽しむ。
グレやチヌのトーナメントにも積極的に参加し、釣技の向上を目指す。
食べることと魚釣りが人一倍大好き。
NO FISHING NO LIFE!
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