釣行日データ
釣り人 | 副 洋祐 | 釣行日時 | 2019年3月30日 |
釣り場 | 大分県佐伯市鶴見山の下 | 天気 | 雨のちくもり |
潮 | 長潮 | 使用船 | 速見丸 |
先週の鶴見でのチヌ釣りの手応えがとても良かったことから、2周続けて鶴見でチヌ釣りにチャレンジしました。
釣り場は前回、好調だった「網干場」よりもちょっとだけ湾奥の「山の下」です。
夜明けと同時にマキエを広範囲に打ち込み、周辺にいるであろうチヌを一斉に集めます。
しかし、潮の流れが全くないようで、回収したハリ先には藻や海藻に、ゼリー状の浮遊物が…。
この状況では、チヌに付けエサを見せるのがとても難しそうです。
少しでもチヌに付けエサを食わせる確率を上げるには、オキアミなどの軽いエサをゆっくり沈下させたほうがよさそうと判断しました。
「くわせオキアミスーパーハードチヌ」をメイン付けエサにして仕掛けを打ち返します。
付けエサが着底した頃合いを見計らって、竿を大きくあおって誘いを入れます。
すると、底潮が動き始めた午前7時半過ぎ、誘いを入れた瞬間にガツンと手元に衝撃が走りました。
即座にアワセを入れると同時に竿が根元から湾曲、重量感たっぷりの手応えが手のひらに伝わりました。
魚が沖に突っ走るので「マダイかな?」と思いましたが、手前に寄せると今度はグレのような抵抗を見せます。
無理をせずに時間をかけて浮かせると、銀色の魚体がギラリ!
本命のチヌで安心しました。
タモ入れに成功したのは55cm、2.88㎏
自分自身の今季ベストサイズです!
使用した付けエサは、「くわせオキアミスーパーハードチヌ」でした。
このタイミングから下げ潮が動き始めて、底潮が沖へ、沖へと流れるようになりました。
チヌの活性が上がるので、アピール力の高いネリエが威力を発揮するかも?
付けエサのローテーションに「食い渋りイエロー」と「高集魚レッド」、その2つのブレンドを加えて様子を伺うことにしました。
すると、8時半過ぎに再び手元を襲うアタリです!
今日のチヌは元気一杯です。
タモ入れしたのは47cmのチヌで、使用した付けエサは「食い渋りイエロー」と「高集魚レッド」のブレンドでした。
そのすぐ後にも同じ付けエサで48cmのチヌがヒット、それを最後にチヌのアタリがなくなってしまいました。
二週続けての鶴見でのチヌ釣りで思ったのは、潮止まりの前後にチヌのアタリが集中したことです。
また、早い時期から年無しの釣果もあり、各所でそれらしきバラシもあるようです。
鶴見のチヌは始まったばかりなので、これから海水温が上昇してコンディションがさらによくなる4月末からの10連休がとても楽しみです。
使用した配合エサ&付けエサ
撒きエサ:「チヌパワーV10白チヌ」(1袋)+「チヌパワーダッシュ」(1袋)+「爆寄せチヌ」(1袋)+オキアミ 6kg(3kg×2枚) +海水 適量
「チヌパワーV10白チヌ」の白い煙幕、「チヌパワーダッシュ」のネリエとの優れた同調性、「爆寄せチヌ」の高い集魚力をそれぞれ重視。
付けエサ:「くわせオキアミスーパーハードチヌ」、「特鮮むきエビ」、「食い渋りイエロー」、「エサ持ちイエロー」、「高集魚レッド」
「くわせオキアミスーパーハードチヌ」で、55cmチヌを攻略。
その後は「食い渋りイエロー」と「高集魚レッド」のブレンドで2枚を追加。
3枚のチヌはいずれも、誘いを入れた直後にリアクションバイト!
付けエサ選びはもちろんだが、チヌ釣りにおいての誘いの重要性を再認識させられた釣行だった。
仕掛け
タックルワンポイント
風が強いことから、ロングハリス&マイナス浮力のウキで仕掛けを沈めることにした。
釣りをした人
大型チヌを釣ることにひと一倍情熱をかたむける。
大分県佐伯市の堤防や地磯周りのチヌ釣りを得意とする。
春のデカバンシーズンには、寝る間を惜しんで大分県南のチヌ釣り場に通う。
夢は日本記録のチヌを釣ること。
大分県大分市在住。
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