C級磯で思わぬ爆釣!?45㎝混じりの数釣り 長崎県五島相ノ島

グレ・クロ

 釣行日データ 

釣り人 藤井 孝男 釣行日時 2019年2月10日
釣り場 長崎県五島列島相島 天気 晴れ
中潮 使用船 潮騒

長崎県五島列島、相島森山瀬へ。
上礁してすぐにマキエの準備。
私はできるだけ、現地でマキエを作るようにしています。
その理由は、釣り場のその日の状態にマッチしたマキエを作りたいからです。
マキエを作る前にエサをまき、魚の動きをチェックすると魚がまったく見えなかったので、この日はオキアミの原型を残して配合エサを混ぜ、マキエをやわらかめに仕上げました。
マキエの拡散性と、オキアミのアピール力を強めるイメージです。

夜明けから釣りをスタート。
しばらくマキエを打ち続けますが、魚が集まる気配がなく、付けエサが丸残りで帰ってきます。
開始してから1時間ほど経過すると、これまでとは一転して、魚が一斉に集まります。
その中でも特に多かったのがコッパグレです。
コッパグレが現れたということは、良型グレもどこかにいるはず。
拡散性を重視したマキエに手を加えて、固めに練り上げて遠投仕様に仕上げます。
足元にマキエを多めに打ってコッパグレを寄せ、遠投でサイズアップを狙ってみます。
沖の本命ポイントと、手前のエサ取り用ポイントをマキエできっちり分けることを意識して釣りを展開するとグレのサイズアップに成功!
35〜40㎝級を5枚追加することができました。

お昼前の弁当便が来るころに潮がなくなったので、そのタイミングで相島の0番へ瀬替わり。
船長が釣り人を上げるのは数年ぶりとのことでしたが、釣り場の開拓も面白いと思い、上礁することに決めました。

相ノ島の0番は水深が浅く、海底が見えます。 足元のちょっと先でも水深が竿1本くらいでしょうか?
マキエを打ってから仕掛けを投入すると、一気に潮下へ流されます。
次の投入では流れの中に帯ができるようなイメージでマキエを拡散して打ち込み、仕掛けを投入します。
すると、沖で馴染んだウキが一気に海中へ吸い込まれたと同時に、手元にも衝撃が走ります!
この日一番の手応え、姿を見せたのは45㎝級グレでした。
その後もほぼ一投毎にグレが釣れ続け、思わぬ爆釣を楽しむことができました。


寒グレシーズン真っ只中での釣りでしたが、場所によってはまだまだ元気なグレの数が出るものです。
今年は平年よりもグレの動きが遅いようなので、3月以降もグレ釣りを存分に楽しめるのではないでしょうか?

 使用した配合エサ 

 

「遠投ふかせスペシャル」(1袋)+「グレパワーVSP」(1袋)+「グレパワーV)スペシャル」(1袋)+オキアミ 3角(3kg×3枚)+海水 適量

拡散性と遠投性のバランスを重視して、配合エサをセレクトした。
冬場のグレ釣りでは現地でのエサ混ぜを基本としている。
その日、その場所でのグレの活性を見てから、オキアミの刻み方(オキアミの原型の有無も)、マキエの固さを決めたいから。
そのため、マキエ作りは朝とお昼の2回に分ける。

 使用した付けエサ 

「くわせオキアミスーパーハード」Mサイズを使用
遠投で外れにくく、エサ取りの多いときでもエサ持ちが良い。
他に、配合エサにまぶした生のオキアミも使用した。

 仕掛け 

  タックルワンポイント

ガン玉を仕掛けの張りを意識して、直結部とハリの近くにガン玉を打った。
グレのタナが浅かったので、仕掛けが深く入りすぎないように注意した。

 釣りをした人 

藤井 孝男(ふじい たかお)フィールドスタッフ
ホームグラウンドは山口県東部と五島列島。
チヌ、グレ、マダイ、ヒラマサ、メバルなど様々な魚を狙い、一年中磯に通う。
TEAM-1091会長。
山口県岩国市在住。
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