ロクマル尾長を求めて離島チャレンジ!男女群島西磯

 釣行日データ 

釣り人 森 正和 釣行日時 2019年2月9〜10日
釣り場  長崎県男女群島 天気 晴れ
中潮 使用船 あじか磯釣センター

寒グレ最盛期(!?)の男女群島の尾長狙いに向かうため、西へ車を走らせる。
同行者は愛弟子の丸山君。
道中気になるのはやはり天候。
嵐を呼ぶ男こと、丸山君の悪運が弱まっているようで、荒れ模様の天気が回復の兆し!
念のために前田船長に確認すると、
「出すよー、早く来て!安全運転でね」
との気持ちの良い返事。
これでテンションマックス↑↑
夢はロクマル?
いやいや今年はナナマルだ!

期待に胸を膨らませながら、「ブラックヘラクレス」に乗船。
他の釣り客と挨拶を交わし、体力温存のためすぐに寝床へ。
いつもならグッスリ仮眠だが、なんだか様子がおかしい。
「ブラックヘラクレス」の最強エンジンの音が、マックスにならない。
どうやら五島灘から大シケらしく、波を回避しながらの航行となった。

私の想定以上に波があり、船内はまるでアトラクション状態。
丸山君は激酔いしてダウン。
4時間かけて男女群島に到着すると、現地は猛烈な風が吹いていました。
気合の入ったポーターさんが、安全確保のための行動確認など声高に釣り人一人ひとりに注意をしてくれました。

私達は女島の避難港に渡礁しましたが風裏であっても突風が舞い込み、立つのがやっとな状態。
バッカンが飛ばされそうになるほどの強風なので無理をせずに、安全第一を考えて高台へ避難して仮眠をすることにしました。

ゆっくり休んで英気を養った朝の8時、見回り便で瀬替わりです。
「風が落ちたから、西磯へ行ってみましょうか」
船長からのうれしい言葉です!

西磯は風が落ちたものの、まだウネリが残っています。
でも安心、船長が抜群の操船テクニックで「墓の下のハナレ」に渡礁してくれました。
「ウネリに気を付けて!夕方まで頑張って釣ってね!」と、心が熱くなる激励を船長から頂きました。

さて、釣りをする前に大切なマキエの準備。
風が落ちたとは言え、まだまだ強風です。
強風仕様にマキエを仕上げなければなりません。
まずは「超遠投グレ」「グレパワーV11」を一袋ずつにオキアミ生を2角(6kg)をよく混ぜて、固めに練り上げます。
この配合は固く練り上げても、着水と同時に海面でバラけて広がるため、付けエサとの同調をしやすい特長があります。
そして、波飛沫を被ったときの調整用に「グレベース」を脇に置いておきます。
付けエサはオキアミの生と、「くわせオキアミスーパーハード」のLを準備しました。

大サラシの中にマキエを撒くと、足元に見えるエサ取りがエサを拾うもののその動きが鈍い。
魚の活性があまりよくないようです。
しばらく仕掛けを打ち返してみるもののハリ掛かりするのは、大型のキンギョ。

そこで、大きく張り出したサラシの先端に狙いを変更。
仕掛けを重くして遠投でサラシの先端をダイレクトに攻めると、ウキがキュン!と勢いよく海中に吸い込まれました!

上がって来たのは、男女群島のアベレージサイズ、35cmの口太。
悪天候を乗り越えて、男女でやっと出会えたグレに感謝!

今日のヒットパターンは重ための仕掛けだと確信し、ガン玉の位置を調整しながら仕掛けを打ち返します。
すると、狙い通りに口太が釣れ続けました。
35〜47cmが入れ食いし、数も型も十分。
安全を考慮して釣りやすい水道側で竿出ししていた丸山君も、自己記録を更新する45cmの口太を釣るなど好調の様子でありました。

さて、残るミッションは大型尾長。
竿の強度限界の6号ハリスに替えて、夕マズメの型狙いに仕掛けを変更します。
先ほどまでの釣りで仕掛けを重くして速く付けエサを落とすとグレの食いが悪いことが分かっていたので、ガン玉を外してウキの体積とハリスとハリの重さでゆっくり沈降させます。
サラシに糸を取られて付けエサが浮く場合は再度仕掛けを回収し、波と風の呼吸の合間に仕掛けを投入。
上手く仕掛けが入ればウキがゆっくり沈降します。
この状態でアタリを待っていると、竿引きのアタリを捉えました。
本日最高、とても強烈な手応えです!

何度か瀬に突っ込まれたものの、極限まで曲がった竿が確実に魚の体力を奪い浮かせてくれます。
何とか浮かせることに成功しましたが、サラシがきつくて自分でタモ入れできません。
すると、丸山くんがタイミングよくサポートしてくれて、大本命のオナガをゲット!
サイズは55cm、昼間にしては大満足です!!!

大満足とはいうものの、やはりもっと大きな尾長を釣りたい。
「海の神様、ロクマルをお願いします」
思いを念じながら仕掛けを投入すると、同じポイントでまたもや強烈なアタリ!
先ほどのアタリも凄かったですが、それとは比較にならないスーパーモンスター級のとてつもないパワーに襲われます!
竿の限界を超えて、きつく締めたドラグから唸りながら道糸が出続けます。
止めれば切れる、糸を出せば瀬に入る。
極限の中で選択を迫られます。
道糸が出るのを最小限抑えながら、ピックアップポイントへ移動して魚を誘導。
当初の勢いが弱まり、チャンスを実感。
ハンドルを巻いて勝負に出ます。
しかし、その瞬間を狙ってたかのように、凄まじい反撃が始まりました。
その反撃で道糸がブレイク、
The END…

尾長であれば間違いなくロクマル以上だったはず。
私は「逃がした魚は大きい」ではなく「大きい魚だから逃げる」と自分に言い聞かせ未熟さを戒めました。
長い釣り人生の中でも記憶に残る、壮絶な大バラシとなりました。
この悲劇を最後に西磯の釣りは終了。
しかし流石は男女群島!!
未知なる夢の大物がまだまだ我々を魅了してくれます。
尾長シーズ最盛期、みなさんも夢を求めて挑戦してみては?
もちろん、安全第一で!

 使用した配合エサ 

「超遠投グレ」(1袋)+「グレパワーV11」(1袋)+オキアミ 2角(3kg×2枚)+海水 適量
※調整用に「グレベース」を持参。

「超遠投グレ」と「グレパワーV11」のブレンドは固く練り上げても、着水と同時に海面でバラけて広がるため、付けエサとの同調をしやすい特長があります。
そして、波飛沫を被ったときの調整用に「グレベース」を脇に置いておきます。

 使用した付けエサ 

遠投しても外れにくく、グレの食い込みの良い「くわせオキアミスーパーハード」のLサイズを使用。

 仕掛け 

 

タックルワンポイント

風が強かったので水中ウキを使用して風に負けないよう、仕掛けの安定を図った。
60㎝クラスの尾長を想定した太仕掛け。

 磯の図 

 釣りをした人 

森 正和(もり まさかず)フィールドスタッフ
ホームグランドは長崎県五島列島・大分県米水津。
グレ釣りトーナメント発祥団体であるJFT(日本釣り技術振興評議会)の九州支部長として若きトーナメンターの育成と自身の夢である尾長グレ(ナナマル)を求め男女群島・南西諸島に挑む永遠の太公望。
自然・魚・仲間との「一期一会」を大切に。
福岡県北九州市在住。自身のインスタグラム:tsuri_dohji
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