チヌ釣りのつもりが…？グレの数釣りに良型混じり！〜長崎県佐世保市北九十九島

釣行日データ

長崎県北では、夏も終わり朝晩大分涼しくなりました。
磯が過ごしやすい季節になりつつあります。
そこで今回は平日に休みが取れたので、単独で北九十九島にチヌの調査へ。
渡船はいつもお世話になる石井釣りセンターさん。
ゆっくりと昼前からの出港でした。

船長に状況を聞いてみるも、
「台風の影響で海の色がどんよりと緑色に濁っていて、ここ最近は釣果があまり芳しくない」とのこと。
この状況なら沖の方が良いかもしれないと思い、大平瀬に向かいました。

【釣り場解説】大平瀬　長崎県佐世保市北九十九島

ポイントを表示 大平瀬 大平瀬は、高島沖の灯台が目印で、全体的に水深が浅いです。ベストシーズンは、4月〜6月ぐらいとなります。北九十九島の1月〜3月の湾内のノッコミが終わり、沖に出たチヌを狙うのにベストな釣り場です。大平瀬の4月〜6月はホン...

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2020.10.07

今回の配合エサは、爆寄せチヌ、湾チヌスペシャル、チヌパワームギスペシャルに、ニュー活さなぎミンチ激荒をオキアミ1角に混ぜ合わせました。
ツケエはくわせオキアミスーパーハード、丸えびイエロー、丸えび丸呑みレッド、特選むきエビ。
練りエサは食い渋りイエロー、エサ持ちイエロー、高集魚レッド、荒食いブラウン、アピールホワイトを準備しました。

大平瀬の磯の特徴としては、全体的にかなり浅く、30mほど沖でも6、7mほどの水深しかありません。
20mほど先をポイントとし、まずはチヌを寄せるために、マキエを集中的に20杯ほど打ち込みました。
この磯の下げ潮は当て潮となるため、非常に釣りにくいです。
案の定、直ぐに仕掛けを手前に戻されてしまいます。
さらに遠投して狙うも、エサ取りがガンガン食ってきます。
コッパグレがわんさかに、バリ、フグ、チャリコにベラとエサ取りの5種目達成です…。

当て潮が納まって上げ潮が入ると、グレが浅いタナであたるようになりました。
30㎝弱が連チャンで食ってきてこれはこれで面白い。
だんだんとサイズアップして、35cmまでがヒットしました。
オキアミばかりに食う訳ではなく、練りエサにも容赦なくグレがアタッてきます。
なかでも食い渋りイエローがグレの食いがよく、サイズが大きめの傾向がありました。。

チヌは居るはずなんでしょうが、グレの食いが立っており、チヌのところまでツケエが持ちません。
ここでチヌをあきらめ、更なる良型のグレを狙うことにしました。
30mほど遠投して潮上にマキエを2杯ほど打ちます。
右流れの潮にのせて流していくと糸ピン！
今日一の引きです！
明らかにこの引きはグレ。
慎重にゆっくりと寄せてきてなかなかの良型です。
無事タモに納まったグレはなんと、今時期の九十九島にしては大型の38㎝で自分でもビックリ！
九十九島でこのサイズのクロは私も初めて釣りました。
ツケエは丸エビイエローの殻を取ったムキミでした。

その後も25〜30㎝のグレの数釣りを堪能することができ、短い時間でしたが、楽しい1日となりました。
本命のチヌは釣ることができませんでしたが、次回またリベンジです！

いよいよ長崎県北一帯も秋磯開幕ですね。
近場でもクロ釣りは十分楽しめますので、是非皆さんも磯での釣りを楽しんでみてください。

使用した配合エサ

「湾チヌスペシャル」（１袋）+「爆寄せチヌ」（1袋）+「チヌパワームギスペシャル」（1袋）+ニュー活さなぎミンチ激荒+オキアミ 1角（3kg×1枚）+海水 適量

使用した付けエサ

今回はチヌは釣れませんでしたが、練りエサにクロはガンガン食ってきました。
特に食い渋りイエローは、クロの食い込みも良く、アタリも明確にでます。
丸エビイエローそのままでもクロは食いましたが、頭と殻を取ることで食い込みもよかったです。

仕掛け

竿/がま磯アルデナ 0.号-53（がまかつ）、リール/銀狼LBD（ダイワ）、道糸/銀鱗スーパーストロング ブラックマスターエクストラ 1.5号（東レ）、ハリス/トヨフロン スーパーL・EXハイパー 1.2号（東レ）、ウキ/ウィンサイトL 0or00号（ガルツ）、ハリ/丸呑チヌ 1or2号、掛りすぎチヌ 1or2号（がまかつ）

釣りをした人

山口　博之（やまぐち　ひろゆき）フィールドスタッフ
ホームグランドは長崎県の九十九島、宮之浦、五島列島。
グレやチヌなど、フカセ釣りをメインに年中釣りを楽しむ。
グレやチヌのトーナメントにも積極的に参加し、釣技の向上を目指す。
食べることと魚釣りが人一倍大好き。
NO FISHING NO LIFE！
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