低水温期の拾い釣り、40cmアップを3枚〜長崎県畝刈町能瀬

グレ・クロ

 釣行日データ 

釣り人 金澤 勇斗 釣行日時 2020年1月14日
釣り場 長崎県長崎市
畝刈町能瀬
天気 曇り
中潮 使用船 釣潮丸

午前6時半、新長崎漁港から出航する「釣潮丸」に乗り込み、畝刈沖では人気の磯「能瀬」に上礁。

磯につくなりさっそくマキエの準備。
今回は生オキアミ3kgを3枚に「グレパワーVSP」「グレパワーV10」「グレパワーV9徳用」をブレンドし、拡散性、集魚力、遠投性ともにバランスのとれたマキエをつくることができました。

まずは足元にマキエを打ちエサ取りの状況を確認。
スズメダイがチラホラ見える程度で、グレの姿を確認できません。
水温が下がったせいか、スズメダイもあまり活発に動いていないと推測し、竿一本先から仕掛けを投入。
しかし、数投しても魚からの反応が全くありません。
付けエサが残りっぱなしのスタートとなりました。

3時間ほど経過しても状況は変わらず、たまにアイゴがヒットする程度。
そこで仕掛けを沈め釣りから半遊動(B)にチェンジ。
仕掛けを安定させて、深ダナを狙います。

上げ潮が弛み始めた10時半ごろ、竿1本半ほど入れ込んでいた仕掛に怪しいアタリが…。
ウキがゆっくり海中に入っていくのを確認し、しっかりと食い込ませたところでアワセをいれると、ずっしりとした重量感のある確かな手応え!
やり取りを開始!!!
魚を怒らせないようゆっくりと足元まで寄せて、シモリをかわし上がってきたのは47cmの大型グレでした!


本日1枚目で特大サイズをキャッチできて、喜びもひとしおです。
チャンスタイム到来かと思い仕掛けを投入、しかし、状況はまたもや無反応です。
海水温低下が進んだのでしょうか?
グレの個体数が少なく、動きが鈍いようで極寒気の釣りへ移行しているような???
タナを変えたり、マキエの投入ポイントやタイミングを工夫しながら、グレにアプローチしてみますが、付けエサは残るばかりです。
とはいえ時々、グレのような微アタリやエサの取られ方があります。
集中力を切らさないように注意して、なんとか40cmクラスを2枚追加することができました。


グレの数は出なかったものの、寒の時期ならではの繊細な釣りを存分に楽しむことができ、充実した1日となりました。

今回のヒットエサはすべて、「くわせオキアミスペシャル」「グレにこれだ!!」「活性起爆剤・グレ」をまぶした加工エサです。
低活性で食いが渋くなるこの時期は、一手間加えたツケエサも強い味方になることが多く、釣行時は必ず持参しています。
みなさんも、ぜひお試しくださいね!

 使用した配合エサ&付けエサ 

金澤勇斗さんの使用した配合エサ&付けエサ

「グレパワーV9徳用」(1袋)+「グレパワーV10」(1袋)+「グレパワーVSP」(1袋)+オキアミ 9kg(3kg×3角)+海水 適量

 仕掛け 

竿:がま磯/マスターモデル口太 M、リール:シマノ/BBXハイパーフォース2500DXXG、ライン:サンライン/マスラード2 1.5号、ハリス:サンライン/松田競技スペシャルブラックストリーム 1.5号、ウキ:釣研/ゼクトα 02orB1 ハリ:がまかつ 掛かりすぎ口太 4号
金澤 勇斗(かなざわ ゆうと)フィールドスタッフ
ホームグラウンドは長崎県の磯。
幼少時からグレ、チヌをメインにフカセ釣りを楽しむ。
近年はグレ釣り大会への参加にも熱心、日々釣り技術の向上を図っている。
長崎県長崎市在住。
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