手強い寒チヌ、序盤の様子見釣行〜長崎県北九十九島

チヌ

釣行日データ

釣り人釣り人山口 博之釣行日時2025年1月15日
場所長崎県
佐世保市
天気晴れ
大潮使用船石井釣りセンター

昨年末からボチボチとチヌ釣りに通っていますが、なかなかどうして、今シーズンの北九十九島は手強く、チヌの顔を見れていません。
水温低下の影響も出ていますが、そろそろ乗っ込みに入ってくるので、チヌが釣れても良い頃合いです。
平日の休みを利用して、いつもの石井釣りセンターにお世話になり、ゆるりとボッチでの単独釣行です。
石井釣りセンターさんは、一人でも快く磯に渡してくれるので、ものすごく有難いですね。
ただ、この日は北西からの爆風…。
風を少しでも避けられる磯を深見船長にお願いし、高島はクジラの風裏ポイントへ。

今日は15時回収予定で、約5時間ほどの釣りです。
なので、急いで釣りの準備。
今回のマキエは、オキアミ2角に対し、4つの配合エサを混ぜ合わせました。
北九十九島では、僕のテッパンの組み合わせとなります。

「ムギコーンスペシャル」を入れることで、M.S.Pがチヌに強くアピールし、視覚集魚効果も期待でき、北九十九島エリアでのチヌ釣りは、必須のブレンドエサです!

付けエサは、5種類を準備しました。

この時期の僕のチヌ釣りは、オキアミベースで釣りを組み立てることが多いです。
海水温が安定していない時は、チヌの動きも悪いので、食いやすさ抜群の「くわせオキアミ」シリーズを使用します。
特に下げ潮になると、付けエサが残りっぱなしなんてこともしょっちゅうです。
チヌやエサ取りの反応を見ながら、練りエサもローテーションに加え、その日の当たりエサを見つけるようにします。

狙いのポイントは、風が回り込んできて釣りにくいので、裏側のワンド側をポイントと決め、マキエを30杯ほど撒きました。
僕のこの時期の北九十九島での釣りは、必ずマキエを撒いてから仕掛けを作るようにします。
これをしておくことにより、チヌが寄ってくる確率が高くなると思います。
1投目でチヌが釣れるなんてこともあるので、ポイントにマキエを溜めるようにしましょう。

この日はすぐにアタリがありましたが、ベラ、アラカブが連発…。
狙いのタナを少しづつ変えながら狙っていると、ウキがスコッと消し込みました。
よく引く魚の正体は、35㎝ほどのグレでした。

その後もアタリがあるのは、25㎝~30㎝弱のグレばかりでした。

練りエサも使用しながらローテーションしていると、何やらウキがモゾモゾ…。
いかにもチヌっぽいウキの動きに、全集中です。
スーっとウキが入り、少しラインが走るまで待ってアワセを入れると、この引きは本命のチヌでしょっ!
大きくはないようですが、久しぶりのチヌの引きが楽しい~。
40㎝弱ほどのサイズでしたが、嬉しい1尾となりました。

チヌのお腹も乗っ込み始めといった感じでふっくらしてました。

回収まで残り1時間を切り、後1尾と意気込みましたが、そこからは沈黙の海となってしまい納竿としました。
北九十九島では、これからが乗っ込み本番となるはずです。
みなさん、寒チヌの渋いアタリが病みつきになるので、ぜひチャレンジしてみてくださいね!

使用した配合エサ

「チヌパワームギスペシャル」(1袋)+「湾チヌスペシャルⅡ」(1袋)+「爆寄せチヌ」(1袋)++オキアミ2角(6kg)+「ムギコーンスペシャル」(1袋)+海水 適量

使用した付けエサ

仕掛け

竿/がま磯 黒冴 0.6号-53(がまかつ)、リール/トーナメントISO競技LBD(ダイワ)、道糸/銀鱗SSブラックマスターエクストラ/ 1.5号(東レ)、ハリス/トヨフロンスーパーLEXハイパー/1.5号(東レ)、ウキ/ファインスティック 3Bor ウィンサイト L 000(ガルツ)、ハリ/チヌエース 2号 or 貫チヌ 2号 or ファインチヌ(がまかつ)

釣りをした人

山口 博之(やまぐち ひろゆき)フィールドスタッフ
ホームグランドは長崎県の九十九島、宮之浦、五島列島。
グレやチヌなど、フカセ釣りをメインに年中釣りを楽しむ。
グレやチヌのトーナメントにも積極的に参加し、釣技の向上を目指す。
食べることと魚釣りが人一倍大好き。
NO FISHING NO LIFE!
山口 博之さんの関連記事
→ブログ:釣り行かん?