43cmを頭にグレの数釣り〜長崎県式根

釣行日データ

釣り人釣り人	山本康平	釣行日時	2024年1月11日
場所	長崎県長崎市式見町	天気	晴れ
潮	大潮	使用船	いそかぜ

午前7時、式見港から渡船「いそかぜ」に乗船しました。
港を出ると海上はベタ凪の釣り日和、期待が膨らみます。
この日は釣り客が少なく、人気の磯である神楽島のハナレに上がることができました。

早速マキエの準備。
海底に潜んでいるであろう大型グレに視覚的なアピールができるよう、オキアミは原型のまま配合エサと多めの水でざっくりと混ぜ合わせました。

足元へしばらくマキエを続けたものの、グレどころかエサ取りの姿も確認できません。
少し沖ではカツオや青物が活発に小魚を追い回しているので、グレは警戒しているのかもしれませんが魚自体の活性は高いはずとプラスに考え釣りを開始しました。

まずはBのウキを使った半遊動仕掛けで、竿一本位のウキ下から探ってみることに。
一投目はツケエが綺麗な状態で戻ってきたので、一ヒロ程深くして二投目を投入。
朝焼けに染まった美しい海に目を奪われていると、竿をひったくるようなアタリでヒット、引きからしてグレであれば型が良さそうです。
充分に引きを楽しみたタモに収まったのは、40cm位のグレでした。

その後、同じパターンで数匹追加することができました。

やがて、満潮が近づくと足元のマキエに反応するグレの姿が見える様になりました。
中には40cmを超えていそうな個体も確認できます。
狙わない手はないので0のウキを使った軽い仕掛けに、「くわせオキアミV9」をコンパクトにハリに付け多めに撒いたマキエの煙幕の中に投入、マキエとの同調を心がけて流しているとウキが僅かに抑え込まれました。
すかさず掛けアワセると、今日一の重量感で締め込んできます。
やがてタモに収まったのは、43cmの良型で大満足の私。
その後、下げ潮へ替わると同時に北西風が釣り座の正面から強く吹いてきました。
潮も当ててきて釣り辛いのですが、海面がザワザワと波立つとクロの活性も上がり納竿の2時までコンスタントに竿を曲げることができ、大満足の釣行となりました。