ネリエに好反応、40cmアップチヌが続々〜長崎県北九十九島

チヌ

釣行日データ

釣り人釣り人山口 博之釣行日時2021年10月20日
場所長崎県佐世保市
北九十九島
天気晴れ
中潮使用船石井釣りセンター

10月も後半になると、長崎県北一帯もすっかり肌寒くなってきました。
そんな平日の休みは、息子を誘って久しぶりのチヌ釣りです。
石井釣りセンターさんにお世話になりいつもの北九十九島に。
朝はゆっくりと出港して場所は船長任せ。
ここ最近では、九十九島一帯でカナトフグが異常発生しており、とにかくやっかいで、どうすることもできないと釣友から聞いておりました。
「カナトフグの居ないところをお願いしますね」と船長に頼むも、
「カナトフグはどこでもおるけん無理よ」、ですって…。

今回、船長が選んだ磯は港を出て直ぐの永の瀬戸です。
普段あまり上げない磯ですが、多分優しい船長がカナトフグの居ない磯を選んでくれたのでしょう。

まずはマキエの準備に取り掛かります。
今回はオキアミ2角に対し、「チヌパワー激濁り」、「チヌパワームギスペシャル」、「湾チヌスペシャル」を半袋を丁寧に混ぜ合わせました。
上層から中層〜下層とオールラウンドにチヌにアピールできるよう、この組み合わせとしました。
ツケエはこちらを準備。

恐らくあまりエサも入ってないようなので、マキエを30杯ほどポイントにドカ撒き。
仕掛けを作ってからさらにマキエを30杯。
チヌが集まってくれることを願いながら撒きました。

今回、新発売の「パワープレスボード」を初使用。
使ってみた感想は、めちゃくちゃ良いです。
とにかく遠投が楽チンで、マキエ飛びまくりって感じ。
ヒシャクで軽く押さえるだけで、マキエをグッと固めることができる超優れものです。
万が一海に落としても、フローティング機能が搭載してあるので、安心なんです。

下げ潮が良い感じに流れていて、なんか釣れそうな予感。
マキエが効いているのか、すぐにコッパグロが食ってきました。
先打ちマキエと追い打ちマキエを入れ続けていると、スーっとラインを引っ張るアタリ。
「食い渋りイエロー」に食いついたのは、35㎝ほどのメイタでした。
小さいながらも思い通りに釣れたのでヨシとします。
次は「荒食いブラウン」でチヌのアタリ。
なかなか食い込まず、待って待って、誘ってやっと食い込んだのは、ギリギリチヌと呼べるサイズ。
40㎝のキレイなチヌでした。

息子はというと、チャリコにフグとエサ取りに苦戦しております。
その後は潮も止まり、ぱったりと魚っ気もなくなるとツケエも残りっぱなし。
上げ潮に変わるとジワリと潮が右に流れ出しました。
チヌっぽいアタリはあるのですが、なかなか食い込まず、素針りを引いてしまいます。
そんな中、息子には食べ頃サイズのマダイも。
「やっとチヌがきた〜」
なんて言うので近寄ってみると、確かにチヌっぽい。
魚が見えた瞬間、ププッ(笑)
ヘダイを釣り上げてました。

底潮の動きも良くなってきたなぁと思っていると、早速チヌがアタりました。
秋チヌ、元気も良く心地良い引きです。
これまたサイズは40㎝です。
食わせエサは「食い渋りイエロー」と「荒食いブラウンのマーブル」。

今回、噂のカナトフグは留守のようですが、クサフグがハリスをかじり出したので、「高集魚レッド」を少し大きめにしてみたところ、今日一のアタリ!
引きを楽しみながら上がってきたのは、45㎝のキレイなチヌでした。
久しぶりのチヌ釣りでしたが、北九十九島の秋チヌ、バッチリ堪能できました。

使用した配合エサ

「チヌパワー激濁り」(1袋)+「チヌパワームギスペシャル」(1袋)+「湾チヌスペシャル」(半袋)+オキアミ 2角(3kg×2枚)+海水 適量

使用した付けエサ

仕掛け

竿/がま磯チヌ競技スペシャルⅣ 0.6号-53(がまかつ)、リール/トーナメントISO2500LBD(ダイワ)、道糸/銀鱗SSアイサイト 1.5号(東レ)、ハリス/トヨフロン スーパーLEXハイパー 1.2号(東レ)、ウキ/ウィンサイトML(SaseboG-SP) 000(ガルツ)、ハリ/掛かりすぎチヌ 2or3号、チヌエース 2or3号(がまかつ)

釣りをした人

山口 博之(やまぐち ひろゆき)フィールドスタッフ
ホームグランドは長崎県の九十九島、宮之浦、五島列島。
グレやチヌなど、フカセ釣りをメインに年中釣りを楽しむ。
グレやチヌのトーナメントにも積極的に参加し、釣技の向上を目指す。
食べることと魚釣りが人一倍大好き。
NO FISHING NO LIFE!
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