本命は下げ潮、浅ダナで乱れ食うグレ&チヌ 大分県津久見市

グレ・クロ

 釣行日データ 

釣り人 福本 勉 釣行日時 2020年6月14日
釣り場 大分県津久見市
観音崎
天気 くもりのち雨
小潮 使用船 IGマリン

大分県南の海、どのエリアでも梅雨クロの便りが届いてきましたね。
それで今回は、大分県中部の津久見の磯に行ってきました。
津久見の磯の梅雨グレは私にとっての未開の地です。
今年から津久見市一帯の沖磯へ瀬渡しする「IGマリン」さんにお世話になり、「観音崎」に上礁しました。

釣りをした観音崎

「IGマリン」を操船する猪熊キャプテンに聞いたところ、「下げ潮でクロの活性が上がる」とのことでした。

午前8時頃、釣りを開始。
マキエにたくさんの魚が反応するのが見えますが、グレらしき姿が見えません。
手前はエサ取りが多いので、遠投を意識して仕掛けを打ち返します。
本来であれば1ヒロ前後の浅ダナでグレが反応するはずですが、浅く探ってもツケエが残るか、もしくはエサ取りでした。
そこで、狙いのタナを深めに設定して探ってみることにしました。
ハリスにガン玉を段打ちして仕掛けを投入。
仕掛けが落ち着いてからラインメンディングするとすぐに、スウッーとウキが海中へ吸い込まれました。
元気な手応えの魚の正体は、もちろんグレです。
サイズは30cm弱ですがとても元気いっぱいで、引きをとても楽しめました。
この深ダナ釣りで、28〜33cmグレのポツポツ拾い釣りして、午後2時からはいよいよ本命の下げ潮がスタートしました。

一緒に釣りをした石原くん

一緒に釣りをした愛香さん

下げ潮に替わるとこれまでの弛い流れが一変して、白石灯台方向へと勢いよく潮が走り始めました。
この流れに反応してグレが活発になり、先ほどよりも浅いタナ(2ヒロ半〜竿1本)でグレが連発!
同じタナにチヌも浮いて来て、グレとチヌが入り乱れてガンガンアタックしてきます。
クロもチヌも良く釣れました。
3時からはグレがサイズアップして、40cm近い良型が複数混じりました。

チヌを釣った筆者

梅雨時期はグレの引きがとても強いので、スリリングな釣りを楽しむことができました。
まだまだ梅雨グレを釣り足りないので、今後は暑さに注意して釣りを楽しみたいです!

使用した配合エサ&付けエサ

「グレジャンボ」(1袋)+「超遠投グレ」(1袋)+「グレパワーV11」(1袋)+オキアミ 3角(3kg×3枚)+海水 適量

遠投力とエサ取り対策のマキエの増量を狙った配合エサのセレクト。
マキエの量が釣果を左右する高水温期のグレ釣りには、リーズナブルで量が多い「グレジャンボ」が必須。
「超遠投グレ」の遠投力、「グレパワーV11」の集魚力を意識した配合エサのセレクト。

今回の釣行で特によかった付けエサは、「くわせオキアミスーパーハード」のLサイズでした。エサ持ちがよいのと、遠投でも付けエサがハリから外れにくいメリットに効果がありました。

 仕掛け 

 

竿:がま磯/マスターモデル口太 M-50、リール:シマノ/BB-Xテクニウム2500DXG S LEFT、ライン:東レ/SS アイサイト1,5号、ハリス:東レ/スーパーL・EX HYPER1.5号、ウキ:ZAXIS/Gzタイプ1 0号、ハリ:がまかつ/掛かりすぎ口太 5号
福本 勉(ふくもと つとむ)フィールドスタッフ
ホームグラウンドは大分県の磯、
堤防。週末にフカセ釣りを楽しむサンデーフィッシャー。
最近は大分市内の手軽な釣り場でのチヌ釣りを研究中。
大分県大分市在住。
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