国東名物?パワフル・チヌとの熱いファイト!〜大分県国東市

チヌ

 釣行日データ 

釣り人 副 洋祐 釣行日時 2019年6月16日
釣り場  大分県国東市
堅来川 河口
天気 晴れ
中潮 使用船

近場のホームグランドである5号地のチヌ釣りが終盤に差し掛かったので、新規開拓をテーマに大分市を北上、国東市の堅来川河口で竿出ししました。
昨年初夏にチヌをよく釣った富来のすぐ近くで、チヌが釣れそうな雰囲気があったので、いつか竿出ししようと思っていた念願のポイントです。

午前8時、釣りを開始。
遠浅で海底が砂地、約30m沖辺りから緩やかにかけ下がっているようです。
川の流れ込みと沖から入る潮がぶち当たり、複雑な流れを形成します。
左右にふらふらと流れる上潮に道糸を取られて仕掛けが安定せず、釣りが難しい状況でした。
オキアミやネリエなどの付けエサをローテーションしますが、深く沈めても丸残り、魚の反応がありません。
足元にマキエを打ってみても、時々少数のコッパグロやフグが集まる程度でした。

とはいえ、チヌの回遊がある場所ならば、そのタイミングまでにしっかりマキエを効かすことさえできれば、チヌが釣れるはずです。
来るべき時合いに備えて、遠投用に硬めに仕上げたマキエを打ち続けます。

釣りを開始して1時間半が経過したころ、沖からの潮が弛んで仕掛けが安定します。
ゆっくりと沖へ流れる潮に合わせて仕掛けを送っていると、手元からいきなり道糸がはじけ飛びました。
アワセを入れると同時に凄まじいパワーで魚が沖へと突っ走ります。
慎重に寄せてチヌを浮かせましたが、普段であればそのまま観念してタモ枠に収まるものの、そこから再び反撃してきて、パワーが全く衰えません。
弱るのを待ってからタモ枠に収めたのは45cm級のナイスサイズ!
使用したツケエは、「くわせオキアミ食い込みイエロー」でした。
その後も「くわせオキアミ食い込みイエロー」で40cm級を追加しました。

チヌを2枚釣ってからは、チヌのサイズアップを目指してネリエ主体に付けエサをローテーションします。
「食い渋りイエロー」「高集魚レッド」、「アピールホワイト」の単品、それらを2種類、3種類混ぜたりして付けエサをローテーションさせると、「食い渋りイエロー」「高集魚レッド」のブレンドでチヌを2枚追加しました。
サイズアップを図れず40cm止まりでしたが、サイズ以上の元気な引きを楽しませてもらえました。
その後、試しに使ってみた「特鮮むきエビ」にも40cm級がヒットしました。
午後0時に納竿、4時間で5枚の釣果でした。

初夏の国東のチヌの引きは、私のホームグランドである大分市のチヌとは比べものにならない凄まじいパワーです。
暑さをしのげる時期までの週末は、しばらく国東へ釣行して見ようと思います。

 使用した配合エサ&付けエサ 

撒きエサ:「爆寄せチヌ」(1袋)+「湾チヌスペシャル」+オキアミ 6kg(3kg×2枚) +海水 適量

「爆寄せチヌ」の集魚力、「湾チヌスペシャル」の遠投性と濁りを重視してセレクト。
硬めに仕上げて、遠投性をアップ。

付けエサ:「特鮮むきエビ」、「くわせオキアミ食い込みイエロー」、「食い渋りイエロー」、「高集魚レッド」、「アピールホワイト」

 仕掛け 

竿:がま磯/チヌ競技スペシャルⅢ0-53、リール:シマノ/BBXハイパーフォース3000DXXG、ウキ:釣研/エイジアLC 00、道糸:サンライン/磯スペシャルマスラードⅡ1.5号、ハリス:サンライン/トルネードパワーストリーム1.5号、ハリ:がまかつ ナノチヌ3号

 釣りをした人 

副 洋祐(そい ようすけ)フィールドスタッフ
大型チヌを釣ることにひと一倍情熱をかたむける。
大分県佐伯市の堤防や地磯周りのチヌ釣りを得意とする。
春のデカバンシーズンには、寝る間を惜しんで大分県南のチヌ釣り場に通う。
夢は日本記録のチヌを釣ること。
大分県大分市在住。
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