エサ取りとの駆け引きも大切?フグを避けて、良型チヌを攻略〜大分県佐伯市鶴見

チヌ

釣行日データ

釣り人釣り人城本 透釣行日時2022年4月17日
場所大分県佐伯市
鶴見
天気晴れ
大潮使用船速見丸

午前5時半出船の「速見丸」で、鶴見湾内の「老松」に上礁。
磯の上でゆっくり過ごしてから、すっかり夜が明けた午前6時半に釣りを開始しました。

上げ潮が白崎方向へゆっくり流れて、チヌが出そうな雰囲気。
魚の活性が高いようで付けエサにオキアミを使うと、すぐに取られてしまいました。
メインの付けエサを練りエサにして、ときどきオキアミを交えながら仕掛けを打ち返し続けると…。
回収した仕掛けのハリスにキンクが!

このキンクは…、おそらくチヌでしょう…。
チヌがいることを確信して仕掛けを打ち返すものの、潮が替わって下げ潮が流れ始めると魚の活性がなくなり、付けエサが残るばかりの状態になり瀬替わりをすることにしました。

次の釣り場は、「野崎2番」。
チヌ釣り大会でよく使われる、チヌの実績のある釣り場です。

午前10時半に釣りを開始するも、しばらく魚らしき反応がまったくありませんでした。
しかし、1時間ほどマキエを打ち続けるとようやく魚が見えたり、ツケエをかじられたりで、チヌの登場に期待がふくらみました。

その頃からハリを取られることが頻発し、海中で目立つイエロー系の練りエサ(「食い渋りイエロー」)が持たず。
沖にはフグの群れがいたのでしょう。
そこでフグ対策で大きめのオキアミ、「くわせオキアミスーパーハード」BIG Lをセット。
シルエットが大きいものの色的にはさほど目立たないので、フグの攻撃を防げるはず。

マキエを打ち込んだポイントから、5m程度離して仕掛けを着水。
追い打ちマキエを仕掛けに被せると、付けエサが底タッチしたタイミングで、糸にアタリが!
糸が走るので即アワセをすると、手元にチヌの感触が伝わりました。
慎重に寄せてタモ入れしたのは、46cmの良型チヌでした!

結局、この日の釣果はこの一枚のみでしたが、納得のいく釣行となりました。
外気温が高くなっていますが、海の中はまだ冷たいようで、特に下げ潮でその傾向が強いと感じています。
ゴールデンウィーク頃からは海水温が徐々に高くなるはずですので、下げ潮でも十分にチヌと勝負ができることを推測します。
私自身、まだまだチヌを釣り足らないので、ゴールデンウィークにも鶴見でチヌを狙いたいと計画しています。

使用した配合エサ

「ニューチヌパワーダッシュ」(1袋)+「チヌパワーV10白チヌ」(1袋)+「チヌパワームギスペシャル」(1袋)+「爆寄せチヌ」(1袋)+オキアミ 9kg(3kg×3枚)+海水 適量

使用した付けエサ

「くわせオキアミV9」Lサイズ、「くわせオキアミスペシャル」BIG L、「くわせオキアミ食い込みイエロー」

仕掛け

竿/がま磯マスターモデルチヌⅡ L-53(がまかつ)、リール/BB-XハイパーフォースC2500DXG (シマノ)、道糸/PEライン 0.8号、ハリス/フロロカーボン 1.5号、ウキ/ 大征黒 沈め(釣研)、ハリ/チヌエース 2号、チヌR 2号(がまかつ)

釣りをした人

城本 透(しろもと とおる)フィールドスタッフ
年間を通じてグレ釣りをメインに磯釣り楽しみ、グレ釣りトーナメントにも積極的に取り組む。
近年では近場の坂ノ市一文字でのチヌ釣りや鮎掛けにも興味を持ち、四季に応じた釣りを楽しんでいる。
大分県大分市在住。
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