中型グレ、イサキの数釣り〜大分県鶴見

グレ・クロ

釣行日データ

釣り人釣り人城本 透釣行日時2024年10月4日
場所大分県
佐伯市鶴見
天気くもり時々雨
大潮使用船てる丸

秋磯の状況を見に、7時30分便で鶴見の磯へ。
今回上がった場所は鶴見大島の「ビャクビ」。
ここは両潮狙うことができ、年間を通じて魚影が濃く、極寒期には大型の口太グレが釣れる実績の高い場所です。

朝から下げ潮が流れて、雰囲気的にはいかにも釣れそうな潮。
さっそくエサを撒いて一投目。
思った以上に当て潮が強く馴染みが悪かったので、ハリスにガン玉(G5)を付けて流してみます。
すると、竿一本くらいのタナで、竿引きのアタリをとらえました。
本日1匹目の魚は、30㎝ほどのイサキでした。

クロはもう少し浅ダナと思い、ガン玉を外して流してみます。
すると、ウキが馴染み始めてすぐに、ウキが一気に海中に消えたので慌ててアワセを入れます。
無事にタモに収まったのは、35㎝程の口太グレでした。
その後も同じパターンで攻めてみると、足元にコガネスズメダイが出だしたのでマキエを足元に打ちエサ取りを寄せます。
エサ取りの状況をしっかり観察しながら遠近で丁寧に攻めてみると、素直に同サイズのクロが拾えました。

途中雨が酷くなり休みながら釣りをしていると、見回り便で船長が来てくれたので瀬変わりを選択。
昼過ぎまで下げ潮ということもあり、船長のオススメで「ダンバナのダンゴ」へ。

本命の下げ潮がトンネルの水道を抜け、目の前は潮目だらけ。
いかにも釣れそうです。
すぐに仕掛けを投入して流すと、2ヒロのタナでアタリをキャッチ。
元気の良い塩焼きサイズのイサキが登場しました。

タナを1ヒロ半に変更し、同じコースを流しますが、またも塩焼きサイズのイサキ。
今度は潮目から少し外して流してみると、やっぱりイサキ。

思い切ってタナを矢引きに変えて投入すると、今度は今までとは違う引き。
慎重にヤリトリしましたが、途中で切れてしまいました。
あげてみるとチモト切れ。
オナガの可能性があると思い、ハリスを1.5号から1.75号に変更。
同じパターンを狙ってみると、今度は強気のやり取りで浮かせたのは、35㎝ほどのオナガグレでした。

その後も同じパターンで攻めますが、ヤリトリの途中で急に力強い引きに変わり毎回切られてしまいます。
何故かと思っていたら、サメがやり取りの途中にイサキやクロを狙って喰らいついてくる姿を発見。
これはまずいと思い、当たりがあったらゴリ巻きで何とか数枚は釣ることができましたが、半分以上はサメに取られてしまいました。

今回の釣行は40㎝を超える良型のグレは釣れませんでしたが、30〜35㎝のイサキやグレを飽きない程度に釣ることができて、シーズンを到来を知らせてくれる釣行となりました。

これから益々水温が下がって、グレの活性が上がると思います。
ぜひ、鶴見の磯へ足を運んでみて下さい。

てる丸

使用した配合エサ

「グレパワーV9スペシャル」(1袋)+「グレパワーV10スペシャル」(1袋)+「超遠投グレ」(1袋)+「アミパワーグレスペシャル」(1袋)+「グレパン」(1袋)+「M.S.P(S)レッド」(1袋)+オキアミ 12kg(3kg×4枚)+海水 適量

「くわせオキアミV9」Mサイズ

仕掛け

竿/がま磯アテンダーⅢ 1号-5m(がまかつ)、リール/BB-XテクニウムC3000DXG (シマノ)、道糸/ナイロン 1.5号、ハリス/フロロカーボン 1.5号、ウキ/ エイジアマスターピースアブトラ 012(釣研)、ハリ/ 掛かりすぎ口太 5号→6号(がまかつ)

釣りをした人

城本 透(しろもと とおる)フィールドスタッフ
年間を通じてグレ釣りをメインに磯釣り楽しみ、グレ釣りトーナメントにも積極的に取り組む。
近年では近場の坂ノ市一文字でのチヌ釣りや鮎掛けにも興味を持ち、四季に応じた釣りを楽しんでいる。
大分県大分市在住。
城本透さんの関連記事
ブログ:自分らしく