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平瀬
平瀬は頭ケ島の北側に位置する釣り場です。
磯全体が低いので、北〜北西風、そしてウネリに弱く、特に冬場は上礁機会が限られます。
グレの魚影が濃いことから寒グレ時はもちろんのこと、毎年6月に開催される『マルキユーグレ宮之浦予選大会』では、平瀬に上礁した選手が入賞することがとても多いです。
磯が低いことから渡船が押し付けできないので,渡礁、回収には安全に注意して船長の指示に従ってください。
風向きによりますが5~6名は上礁可能です。
水道 釣り座①
手前の水深が浅く、スズメダイや小型のグレがとても多いです。
足元にマキエを多めに打ち、上げ、下げともに20m~30m先の潮筋を狙いましょう。
同じポイントを連続して狙わず、エサ取りの動きをみながら、遠近、左右にポイントをずらせば釣果が上がります。
北向き 釣り座②
風次第ですが、このポイントは過去に私も良い釣果に恵まれてます。
足元になだらかな落ち込みがありますが、割と水深があります。
下げ潮時に沖から仕掛けを流せば、釣り座③の前で良型のグレが当たります。
付けエサは、比重のあるムキミが効果的です。
上げ潮が沖側を流れるので、遠投で対応しましょう。
先端 釣り座③
このポイントは潮が下げてから竿出し可能です。
下げ潮がここから勢いよく流れるので、潮に負けない重ための仕掛けを視野に入れましょう。
オナガ、イサキがよく釣れます。
東向き 釣り座④
上げ潮は弛く水道に流れます。
水深がなくエサ取りが多く予備的なポイントです。
とはいえ、下げ潮が追帆崎方面に流れるときに良型グレが当たります。
潮の強弱で流れも変化しますので、潮を観察しながら竿出ししましょう。
「平瀬」実釣レポート
まるまん瀬
釣り座⑤
平瀬の向かい側にあります。
推奨人数は2名です。
上げ下げ両潮とも、釣果が出ます。
左右に沈み根があるので、そこから出てくるグレを狙いましょう。
エサ取りを手前に寄せておくことも必要です。
グレの活性が上がれば、沖の潮も狙い目です。
金澤 新一(かなざわ しんいち)フィールドテスター
ホームグラウウドは、長崎県一帯、自宅から5分で南九十九島がある。
平戸宮之浦、長崎畝刈、大瀬戸なども釣行する。
トーナメントも好きだが、最近の釣りでの1日は緩急をつけて、磯飯や磯遊びも楽しんでいる。
そして若い釣り人との釣行では刺激をもらいながらの釣りが楽しい。
長崎県佐世保市在住。
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