【釣り場解説】カブシマ 長崎県平戸市宮ノ浦

釣り場解説

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カブシマ

高島の西の沖向きの一帯に位置します。
潮の大小に関わらず満潮時にはほとんどの釣り座が波を被ります。
そのため、潮が大きな時の干潮前後での限定的な時間でようやく釣りができます。

そのような限定的な釣り場ですが、釣り人の間では知る人ぞ知る人気釣り場です。
夜明けに潮が高くて上礁できなくても、昼間に潮が下がって上礁できることもあります。
どうしても上がりたいときは、船長に相談しましょう。
釣りができる時間が限定的ですが足場が非常によく、大人数での釣りが可能です。

代表的な釣り座として①~⑨(9人)を記載しましたが、これがこのまま収容人数ではなく、海況によっては、これ以下の渡礁人数になる方が多いので注意してください。
また、足場がよい比較的フラットな釣り座なので、表示した釣り座の間に入って釣りをすることが可能です。
渡礁したときの状況に合わせて釣り座を選んで、楽しんでください。

すべての釣り座に共通するのが、潮の流れに一定の方向性がないことです。
ここは沖を流れる潮の強弱に大きく左右されるので、10~30分毎に流れが右から左、左から右に替わることがよくあります。
※そのため、上げ潮と下潮の記載をしていません。

足元から沖まで万遍なくグレが釣れるので、自由に釣りを組み立てることができます。
ただし潮位が上がるまでの短い時間で、結果を出さなければなりません。
状況に応じて遠近やタナを攻め分けるなど、工夫を凝らしましょう(腕の見せどころです)。
個人的には非常に好きな釣り場で、攻めがいのある磯だと思います。

竹内 利夫(たけうち としお)フィールドテスター
ホームグラウンドは長崎県平戸宮之浦、福島。
至って普通のサラリーマンなので釣りはサンデーアングラー。
クロ、チヌ問わず季節の釣りを楽しむ。
釣りの他にバイクも趣味。
福岡県福岡市在住。
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