釣行日データ
釣り人 | 森 正和 | 釣行日時 | 2020年3月1日 |
釣り場 | 長崎県野母三ツ瀬 | 天気 | 晴れ |
潮 | 小潮 | 使用船 | 照三丸(てるみ丸) |
今年は何処の磯もクロの釣果にムラがあり思うような釣りができずモヤモヤ感の続く日々。
そこで今回は気分転換に青物ビックゲームでモヤモヤ感の解消を試みることにした。
釣り場に選んだのは長崎県野母三ツ瀬。
世界遺産認定で有名な軍艦島の南西に位置する名礁。
野母港から約10分の磯にも関わらず数々のレコードサイズの大物が仕留められている。
今回は地元アングラーのアテンドを頂き、野母三ツ瀬(ワンド)に渡礁した。
地元アングラーに三ツ瀬での釣り方やポイントのレクチャーを受け一通りのイメージをインプット。
今回は青物狙いとあってマキエ・付けエサ共にオキアミボイルのみ。
ただし付けエサにはオキアミボイルを「エビシャキ!」に浸して柔らかくして食い込みを良くする作戦。
釣り開始。
ワンド先端から軍艦島方向に上潮が流れている。
水道のシモリに注意しタナ6mにセットし仕掛けを流す。
朝マズメでいかにも食いそうな雰囲気だが生体反応がない!!
まさか青物も食い渋り?
とモヤモヤ感が襲って来た。
ならば思い切ってタナを8mにセットし仕掛けを流すと付けエサが取られ始めた。
しかしウキにはアタリが出ないため、ハリスにガン玉(B)を追加してみた。
しかしこれは逆効果で再び付けエサが残り始めた。
次にハリスを長く(5m)取りガン玉を外してみた。
するといきなりギュイン!!とラインが走る豪快なアタリ(間違いなく青物!!)
やり取りに有利釣り座に移動しタモ入れしたのは70cm、3kgのヒラマサ。
豪快なファイトに私のモヤモヤ感は吹き飛んだ。
これから入れ食いか!?と期待したが潮止まりとなった。
下げ潮が動き出すまでコーヒーブレイク(休憩)
1時間後に下げ潮が動き始めたため、渡礁メンバ―全員で観音釣り(釣り場ローテーション)をしながらアタリを待つが反応無し。
ローテーションで潮下となった私は仕掛けを回収しようとリールを巻くといきなり竿をヒッタクられた!!
オキアミが動いたことでルアー効果となったのか?
回収途中でバイトして来た。
しかもデカい!!
メンバーにサポート頂きタモに収めたのは80cm4kgのビッグヒラマサ。
これには磯は大盛り上がり。
このままヒラマサ祭りか?と思いきやこの一潮・一瞬が時合であり納竿まで竿が曲がる事はなかった。
昨年~今年の海の状況は異常?で例年三ツ瀬でヒラマサが食うのは年末辺りまで。
それが年明け3月にもなってまだ当たってくる。
2~3ケ月の季節感のズレ。
その時々に合わせた釣り方で楽しみたい。
「エビシャキ!」をオキアミのボイルに使用。
オキアミが柔らかくなったことで、ヒラマサの食い込みが良くなる狙いがあった。
仕掛け
釣りをした人
ホームグランドは長崎県五島列島・大分県米水津。
グレ釣りトーナメント発祥団体であるJFT(日本釣り技術振興評議会)の九州支部長として若きトーナメンターの育成と自身の夢である尾長グレ(ナナマル)を求め男女群島・南西諸島に挑む永遠の太公望。
自然・魚・仲間との「一期一会」を大切に。
福岡県北九州市在住。自身のインスタグラム:tsuri_dohji
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